津南から届いた三月菜は新潟生まれのとう菜

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三月菜

ゴールデンウィークになると父の実家である津南町から届く三月菜。

軟らかさと風味が良い三月菜は、おひたしでいただきます。

よく知らないまま食べてきましたが、どんな野菜なんでしょう?

野菜の種類や量が少なくなる冬から春先にかけて、とう菜は食卓に彩りを添え、また、貴重なビタミン供給源として重要な地位を占めてきました。

早春に伸びてくる「とう」には、独特な「甘味」と「ヌメリ」があり、女池菜、川流れ菜、大崎菜等いろいろな種類があります。
また、栽培方法もハウスから露地栽培まで幅広く12月から4月まで長い期間楽しむことができます。

とう菜の栽培は古く、魚沼地方の「大崎菜」は300年以上も前から、新潟市近郊の「女池菜」は明治20年代頃より、栽培されてきました。
その他にも県内の各地域において、多くの種類が栽培されています。
主な産地は、新潟市、長岡市、南魚沼市、十日町市、上越市等です。

「とうが立つ」とは、花茎が上がってくることですが、その「とう」の部分には甘みがあり、「青くささ」がなく軟らかいことが特徴です。

なぜ甘みが増すかというと、低温・寡日照・積雪といった新潟県の厳しい冬を乗り切るために「とう菜」が耐寒性を高めようと、糖分を次世代のための「とう」や葉に貯えるからです。

(新潟県ホームページ、農林水産業、1月の旬とう菜)

なるほど、冬の気象を利用するから、より甘く、軟らかく、コクがあるというわけですね。

新潟県の伝統野菜。

スーパーだとわかりにくいですが、各地に伝統野菜はありますよね。

ちょっと調べてみたくなりますね。

その地域ならではの野菜、そして文化。

ローカルの魅力って大切ですね。

旅に出たくなるなぁ。

 

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