大山の麓で育つ子どもたち

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大山の麓で育つ子どもたち…

ちょっと前までは学校の目の前に田んぼがありましたが、今はありません。

「虫探しにいったのに、何にもいなかった。」

階段を上ってきた1年生のつぶやきです。

田んぼの脇に行けば、たくさん見つけることができたバッタたちはどこへ?

豊かな自然体験で、子どもたちの脳は刺激されます。

もともと子どもたちは、自分から何かを発見したり、学んだりするものなのです。

「やってみたい!」

という気持ちは、とても強いのに周囲の環境が制御してしまう。

「これはできません。」

と主体的な子どもたちの行動を制止してしまうことが多すぎるのです。

「気をつけて遊びましょう。」

ならばいいのですが、遊ぶこと自体を禁じてしまうような場所もあります。

そもそも、生きていくということは危険も伴うわけです。

もちろん大けがをしたら困ります。

それでも、子どもたちが行ってみたいのは、何となく怖いけど足を踏み入れたい場所です。

ちょっとした冒険心を押さえてしまったら、主体性も判断力も身につかないでしょう。

結果として、自分で責任を取らない人になってしまう気がします。

そんな環境の中で、いくら自主的にやりましょうと言ってもムダな気もします。

そうは言っても田んぼは戻りませんから、ある環境の中で多くのものに触れさせたい。

秋の大山を眺めながら風を感じるのもいいかもしれません。

Good Luck.

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