「話す」って大切だ【被災地復興ボランティアにて】

心がふれあうっていいよね 暮らし

心がふれあうっていいよね

今年も秦野市の有志が集い、東日本大震災復興支援ボランティアに参加してきました。

金曜日22:00に秦野市役所を出発して、土曜日の22:00に帰着する弾丸スケジュールです。

早朝、宮城県へひっそりと入ります。

今回は、多くの子どもたちや引率の先生たちも犠牲になった大川小学校へも行ってきました。

海からは遠く、悠然と流れる北上川…

この川を上がって津波が襲ってきたとは想像を絶してしまいます。

ただただ絶句。

大川小学校

しばらくしてからバスは石巻市内へ入ります。

昨年のボランティアからも1年が経過して、あちらこちらで復興の後が見えます。

新しい建物ができていたり、被災した建物もきれいにされていたりしています。

でも、特に津波被害の大きかった門脇地区は更地のまま。

フェンスで覆われている門脇小学校も外見は1年前と変わらずです。

町ごと消えてしまった光景が広がります。

石巻から塩竃へと向かいます。

強い雨がバスのフロンガラスを叩くので、なんだか重苦しい朝になりました。

がんばろう石巻!

10:00には七ヶ浜町の仮設住宅へ。

住民の方たちとともに秦野から運んだ夏用の花をプランターへ植える作業をします。

高齢の方が多いのですが、一緒に作業をするうちにお互いに笑顔がでてきます。

植えた後は、それぞれのお宅の前に飾り、集会所前の広場で交流会となりました。

震災直後、あれから3年たった今と、これからのことなどをたくさん話をしてくれた婦人。

いろいろと話を聴いているうちに、周りにも笑顔が広がっています。

不安もあるけど前向きじゃないとね。

大きな不安を抱えながら毎日を過ごしているはずなのに気持ちはとても前向きなのです。

素直に感動してしまいました。

リアルな現実もたくさん話をしてくれてありがとうございます。

七ヶ浜町仮設住宅

話をたくさん聴いてお別れの時間…

ありがとね。

と素敵な笑顔をいただきました。

短い時間とはいえ、人はやっぱり人とふれあうことが一番なんだと思うのです。

テレビやインターネットで心は癒やされません。

私の方こそ感謝です。ありがとうございました。

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