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「自分に背負えるだけの酒」【高橋庄作酒造店】

会津地酒紀行

会津地酒紀行

会津酒楽館(渡辺宗太商店)でイチオシ土産土法の酒で知られる「会津娘つるし」をいただく夏。

10年前の書籍を引っ張り出して「高橋庄作酒造店」の章を読み返します。

酒造の前に完全無農薬で育てている酒米「五百万石」の田んぼがある。
自家栽培米で酒を造るという原点
一切化学肥料無し。除草剤無し。

ただ造って売れればいいのではなく、あくまでも品質重視。

「自分で背負えるだけの酒を造ればいい」

造れる酒の量は少なくなっても品質を優先させる。

全国的に主流である三増酒の造りをやめ純米酒と本醸造酒だけに切替えます。

出荷量は800石から250石と減少したそうです。

もちろん利益もあげないといけません。

でも、三増酒で儲けることはキッパリやめたわけです。

ただ売れればいいだけの酒造とは考え方が全く違います。

苦労もあるけれど、本当にやりたいことをやりながらの酒造りなのでしょう。

夏の限定酒「つるし」が美味しい理由がわかります。

考えてみれば、とてもシンプル。

本当に美味しいものは、少量で満足させてくれます。

お猪口に一杯で十分に楽しめます。

注がれた酒に

本当に大切にしなければいけない根っこは何か?

と問われているような気がします。

「あれもあります。これもあります。」

なんてのは不要なんですね。

シンプルに品質を追い求めていく姿勢、仕事も同じです。

しっかりと自分を見つめながら至福の一杯です。

感謝。

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