我々は何のためにチームを作るのか?

チームの力

チームスポーツに関わって約40年が経っています。

「スポーツ組織学」

ずっとバレーボール・サッカーを通じてチームの在り方について考えてきました。

そんな私にとって感覚的に共感できる部分を明文化してくれる書籍に出会いました。

あースッキリ…

チームは常に勝利を求める!

チームには必ず明確なゴールがある。

そう、単純に勝利を追求するのです。

どうやったら相手に勝てるのか、徹底的に分析した上で戦略を立てます。

自分たちの戦力の熟知した上で相手チームの強みと弱みを分析するのです。

当然、相手チームも同じ事をしているので常に情報戦が繰り広げられます。

「やられた!」と今でも悔やむゲームがあります。

関東大学バレーボール秋季リーグ戦の最終戦、相手は2位の慶應義塾大学です。

1セットを奪った時点で優勝が決まる試合…

結果は3-0のストレート負け、逆転で優勝をさらわれてしまったのです。

彼らには隠し球がありました。

まったく試合に出ていなかった選手を起用してきたのです。

もともと分析は得意で戦略を練ることにも得意だったはずの私たち…

でも、データがない。

完全にパニックになり、為す術もなく敗退。

この試合、私たちは勝利することを完全に忘れていました。

フレキシブルであるのことの重要性

戦略の本質 -  勝利するために必要な物だけを追いかける。

完全にパニックに陥っていた私たちです。

フレキシブルに選手を入れ替えられるほど私たちに余裕はありません。

それまで首位を走ってきたという自負からら逃れられませんでした。

リーグ中、私たちはずっと固定メンバーでした。

苦戦する状況に気がついたときに、慌てて選手を投入しても効果はありません。

チームとしてどんなバレーボールを展開するのかすら分からなくなってしまいました。

「このメンバーで戦ったんだから仕方がない。」

勝利することが目的だったはずなのに、いつしか自分たちを守るための言い訳を考えていたのです。

チームの勝利よりも自分がコートに立っていることが重要になっていたのです。

スポーツの現場では、勝利するためにメンバーが入れ替わることなんて当たり前のことなのに…

そもそもチームの目指すところはどこなのか。

変に成功体験があると、そのままの条件で戦い続けてしまいます。

でも、状況は刻々と変化する。

相手チームもいろいろな分析を重ね、戦術を駆使して勝利を目指しているわけです。

常に重要なのは、状況把握と自分たちの戦力分析。

「試合に出たい。」という個人的な思いや「この選手を出したい。」という指導者思い込みが敗因に繋がるのです。

このメンバーで負けたんだ。仕方ないよね。

と逃げ道をつくるような感じになるのです。

相手チームを分析しつつ、「勝利」という唯一の目的にそって選手をフレキシブルに抜擢する必要があるのに…

刻々と変化する状況に柔軟に対応しよう

教育の現場でも同じようなことがあります。

昨日の子どもたちと、今日の子どもたちはちがう。

ということを忘れてしまいがちです。

日々成長する子どもたちを、教師の身勝手なフィルターの中でしか見ない。

経験のある人ほど、今までの方法から抜け出せない。

こうやって成功したのに、今年の子どもたちには通用しない。

と言いながら、自分に非はないという見方をしてしまってはお話にはなりません。

スポーツの世界では、常に新しい戦術が編み出されていきます。

ブラジルのサッカーが賞賛されたら4年後にはスペインのサッカーが賞賛されるというように…

教育の世界も同じように変化が求められています。

もちろん、正解は一つではないことを前提に、

チームが目指すゴールは超具体的に!

ゴールを目指す方法は、フレキシブルに!

フレキシブルなチームになるために日常的なフィードバックを!

こんなことを心がけたいものです。

究極の目的は何か、その本質を問い続け、目的と手段を取り違えることなく、当たり前のことを当たり前ではないレベルで実行すること。

チームの本質は、ここにあります。

状況が変化する限り、常に私たちも変化を求められている。

もっと柔軟にチーム作りをしたいと思うのでした。

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