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リオから東京へ、子どもたちには?

スポーツビジネス研究会

スポーツビジネス研究会

早稲田大学で開催された研究会へ。

リオデジャネイロから東京までの4年間で何をすべきなのか?

子どもたちにTOKYO2020は何をもたらし、何をのこすのか?

そんなことを考えつつ参加しました。

 

◆オリンピックを考える~リオから東京へ。  松瀬 学さん(ノンフィクションライター)

ゼミ仲間でもある松瀬さんのお話です。

メダルラッシュに関する話からスタート。

「日本選手団」としてのチーム意識によるところが大きい。

短期間で行われる競技は「勢」がまさに大切。

ナショナルトレーニングセンターの存在も含め、競技間の連携が大きいのでしょう。

医学分野だったり、メンタルだったり、いいと思うものを柔軟に取り入れている。

プロジェクトアドベンチャーでチームビルディングの手法を取り入れてみたり…

これからも競技の枠を飛び越えていくのでしょうね。

男子ラグビー躍進の裏舞台や女子ラグビーの戦うメンタリティの話など…

さすがだなと思う話もありました。

試合時間を意識して、選手の動線などもシミュレーションする緻密な準備。

グランド外の勝負も大切。

やれることは全てやる。

そういうことって、大切だとわかっていてもやり切ることができないもの…

躍進の影に緻密な準備ありですね。

これって、スポーツの現場のみならず、教育の現場でも必要な事ことです。

私が競技として親しんできたバレーボールやサッカーでも準備が大切…

ボールが入る前に勝負は決まっている。

教育現場でも教室に入る前に勝負は決まっているのです。

治安問題に関しては、報道にあるほどではなかったとのこと…

「メディアはネガティブな話題が好き」

だという話に納得させれます。

子どもたちに、メディアとのつきあい方を教える必要がありそうですね。

現地で実際に目にする一次情報が大切で、知った気になるのはダメだということ。

気になったのは、新たな脅威として「サイバー攻撃」があることです。

過去には考えられなかった情報技術の発展は、これからも進むことでしょう。

東京大会に向けて、今では考えられない脅威も現れるかもしれません。

ラグビーに関する動きも2019に向けて見逃せません。

ゴールデンスポーツイヤーズから学ぶことはたくさんありそうです。

松瀬学さんの詳細はこちらから↓
https://www.facebook.com/manabu.matsuse

 

 

◆パラリンピック取材記  岩壁 峻さん(毎日新聞 東京本社 編集編成局 運動部)

パラリンピックから帰国したばかりで、お疲れの中で記事を読みながらのお話。

いろんな背景を知る必要があり、記事にするのは大変なことだなと感じました。

選手の障害レベルや競技への理解など、ご苦労が垣間見える話ばかりでした。

パラリンピックに関しては、位置づけが難しいとボクは思っています。

伊勢原には、秋山里奈さんが活躍してくれていた歴史がある。

各小中学校でも講演をしてくれて、子どもたちにインパクトを与えてくれました。

障害を抱えながらも懸命に競技に取り組む姿は、確かに勇気をもらえる。

でも、パラリンピックについて考えるとき、子どもたちに何をどう伝えればいいのだろう?

注目されたくない選手もいるんじゃないか?

中国が圧倒的にメダルが多い事情について考えさせられるし…

メダルが少ないのは、平和な象徴かもしれないということにも考えさせられます。

オリンピックと比較しても選手への理解が必要だし、競技への理解も複雑な気がするのです。

タレント発掘も大切とはいえ、某TV局のようなお涙ちょうだいでは違うんじゃないかと思うし…

オリンピズムのようなものがパラリンピックにはないとのこと。

では、パラリンピックはどのような位置づけで進化していくのか?

そんなことも考える4年間になっていくのだろうと思っています。

 

子どもたちにTOKYO2020は何をのこすのか?

東京大会へ向けて

東京都オリンピック・パラリンピック教育

今年の4月から始まっているらしいのですが、学校現場ではどのように扱われているでしょう。

教科に関わらずとはいえ年間35時間ですから週1時間ということになるわけです。

せっかくやるのですから、先生たちにもしっかりと理解してもらわないと残念な結果になることでしょう。

きっと現場からは反発もある…

重点的に育成する五つの資質
◆ ボランティアマインド
◆ 障害者理解
◆ スポーツ志向
◆ 日本人としての自覚と誇り
◆ 豊かな国際感覚

グローバル社会の進展と共生を求められる世の中で生きる子どもたちにとって大切な視点だと思います。

いろんな角度から考えても大切な資質です。

3つのレガシー
1. 体験や活動を通して、子供たち一人一人の心と体に、人生の糧となる 掛け替えのないレガシーを残す
2.この教育で蓄積されるノウハウや人的ネットワーク等を活用し、大会後 も長く続く教育活動として発展
3.子供たちだけでなく、家庭や地域を巻き込んだ取組により、大人たちのボランティアマインドや障害者理解を高め、共生・共助社会を形成

これからは、みんなでデザインする社会になっていくのだろうと思っています。

残念なことに、まだ神奈川ではこういった取り組みは降りてこない。

リオデジャネイロから東京までの4年間で何をすべきなのか?

子どもたちにTOKYO2020は何をもたらし、何をのこすのか?

スポーツと教育の現場から、より深く考えて行動に移してみようと思います。

松瀬さん、岩壁さん、ありがとうございました。

Enjoy Sports.

桑原 昌之

スポーツ、教育、暮らし&まちづくりなど自由気ままに。
教育研究家・秦野市議会議員
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