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豊かな関わり合いは「学ぶ」ことを楽しくさせる!

サークルベンチのある教室

サークルベンチのある教室

授業公開から一夜明けて研究協議がありました。

一晩寝かせて、皆さんからいろいろなフィードバックをいただきました。

「豊かに関わり合い共に学び合う」という視点では○

「算数としては?」というような評価でしょうか。

1時間で全てを表現するって難しいもんです(笑)

たくさんの学びをいただき感謝すると共に、自分のアタマを整理しています。

ボクが伝えたかったことは、クラスの在り方や子どもたちの関係性

今回の研究授業を通してボクが伝えたかったことは何だろう?

改めて考えてみました。

4月になって新しい教室にやって来た子どもたちは、1年間を同じメンバーで過ごします。

もちろんトラブルも含めて、さまざまな出来事がある中で一緒に成長して次の学年へと旅立っていく。

教室という空間で、時間を共有し、仲間と一緒に進化するのです。

そんな進化を遂げていく過程での11月上旬…

お互いの交流が自然で素晴らしい。

という感想をいただきました。

混沌とした1学期を越えて2学期に入り、キャンプなどの行事を経て現在に至る子どもたちです。

すでに大多数の子どもたちは、思考のフレームワークを身につけている。

「事実は何か?→理想の姿はどんな感じか?→実現するための行動は?」

こんなことを頭に置いて、子どもたちは過ごしています。

もちろん、修行中なわけで上手くいったりいかなかったりするのは当然…

とにかくチャレンジを繰り返すのです。

けして放置しているわけではありません。

子どもたちが、自分たちで考えられるためのツールは渡しているのです。

サークルベンチやホワイトボードだけがツールではないのです。

どうやって事実を見つめていくのか?

理想的な姿はどんな感じで、なぜそうしたいのかが明確か?

実現するための手立てについて考えて行動できるか?

これらのことについて、学習のみならず日常の様々な場面で考えてもらっています。

子どもたち同士が安心して過ごせるからこそ、学ぶことが楽しくなるのです。

授業の前に豊かに関わり合うことが重要なのです。

「みんなで協力して仲良くしましょう!」

なんて薄っぺらなものではなく、混沌を何度も繰り返しながらずっと進化し続けるのです。

クラスが完成するのは解散の時ですからね。

学び合うことで学ぶこと自体が楽しくなる

ボク自身、算数が嫌いな子どもでした。

苦手意識をもって中学校に進学して苦しかったのを覚えています。

そんなボクを救ってくれたのは友だちでした。

最初は、問題の解き方を教えてくれます。

でも、ボクには理解できないことがありました。

どうして、そんな式になるのか?

文章を読み解くことができなかったのです。

友だちは図を描いたりしながら丁寧に説明してくれました。

すると不思議なことに…

「なぜそうするのか?」が理解できるようになり、繰り返すうちに楽しくなってきた。

そんな原体験もあって、ボクは友だちと一緒に学ぶことを強く勧めています。

「学ぶこと」自体が面白くなると、もっとしっかりと学びたくなってくるものです。

できる友だちにも興味が湧いてきます。

「どんなふうに勉強しているんだろう?」というボンヤリしたところから始まって…

「どんな感じでノートを使っているんだろう?」と細かな所まで興味は尽きません。

そして、真似してやってみる。

気がつくと友だちのノートはバージョンアップされていて、ボクは追いかける。

相乗効果が発揮されると楽しく学ぶことができるのです。

学び方を学ぶことがゴールになっていく

生きている限り、ずっと学びは続く。

誰かから教わるのではなく、自ら学ぶのです。

まずは、自分の今ある姿をハッキリと認識していくことが重要です。

できないことが多いので、どうやったらできるのか考えながら戦略を立てます。

どんどん行動に移すことです。

登山でいえば、山を登ることを教えるのではなく登り方を教える感じでしょうか。

自力で学ぼうとする姿勢が育むことが、自分の学びのスタイルを確立していくのです。

とはいえ、一人では限界があるのです。

そこで、友だちの力を借りながら進めるのが重要です。

ノートの取り方を変えてみたり、自主学習の方法に変化をつけたり…

みんなでアイデアを出しあいながらグルグルと回り続けてゴールを目指す。

ボク自身も、さまざまな出会いで多くの人たちと関わり合いながら学ぶことを楽しませてもらっています。

豊かな関わり合いは「学ぶ」ことを楽しくさせる!

そう信じて、また一層の精進をしたいと思います。

たくさんのフィードバックに感謝。

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