ホントに大丈夫?小学校英語の話

小学校英語って大丈夫?

小学校で実施されている外国語活動が英語教育へと変わります。

一気に押し寄せてきた感じがあるのですが現場にいる身として腑に落ちない点も多々ある。

ということで頭の中を整理してみます。

なぜ英語教育改革なのか?

グローバル化に対応した英語教育改革の五つの提言を読んでみます。

○ グローバル化の進展の中で、国際共通語である英語力の向上は日本の将来にとって極めて重要である。アジアの中でトップクラスの英語力を目指すべき。今後の英語教育改革においては、その基礎的・基本的な知識・技能と、それらを活用して主体的に課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等の育成は重要な課題。

これについては反対はしません。

全ての子どもたちにとって必要かって言うと違うんじゃないかと思いますけどね。

たしかに世界は確実に複雑化している。

トランプ現象、英国のEU離脱など右傾化の波もある。

とはいえ一国だけでは生きてはいけないでしょう。

今まで以上に英語を活用した国際的な交渉力や対話力が求められるのも理解できます。

英語が話せたら交渉もスムーズでしょうし世界が広がるのも確かです。

話せないより話せた方が楽しいですよね。

そういった点では英語教育改革に期待しています。

そもそも週に1時間ある外国語活動は楽しいのか?

Hello Friendsを活用しながら担任やALTが進めている外国語活動。

ちゃんとガイドラインもあって大型テレビに映しながら学習も進めることができます。

歌やゲームを通して、子どもたち同士が英語でコミュニケーションをとることが可能。

英語教室に通っている子たちもいてALTとのやりとりもスムーズです。

ボクらの頃とは違って今の子どもたちは、英語に対してハードルは低いの感じもします。

「英語って楽しいかも?」

なんていう具合に子どもたちが興味関心を持てればいいのではと思っています。

子どもたちにとって現在の外国語活動は、けしてつまらないものではないようです。

もちろん課題も多いです。

先生たちが、どうやって指導していくのか十分な研修が不足しています。

おまけにALTの問題も…

彼らは派遣されてやって来ます。

民間会社と委託契約を結んでやって来るケースがほとんどでしょう。

英語が母国語というだけでコミュニケーション能力も今ひとつなのに派遣されてくる。

パーソナリティに大きな課題があったりすると面白くなくなってしまう。

英語教育はどんなALTがやって来るかで決まると言っても過言ではありません。

ゆとりのない教育課程の中で増える授業時数

なんと言っても大変だろうなと思うことは授業時数の増加ですl

学校を取り巻く状況は複雑化しています。

一気に若返る職場環境…

既にパンパンな時間割に、更に英語が35時間プラスされてくる。

遠足・校外学習などの行事を削る。

家庭訪問や面談などは夏休みにやるとか、希望者のみにするとか…

できる限り短縮授業を減らさない限りは編成が難しいのです。

毎日16時近くまで目一杯ある授業で、研修時間もままならない先生たち…

小学校の英語教育に係る授業時数や位置づけなどは、今後、教育課程の全体の議論の中で更に専門的に検討。

各校の事情は違う。

それを踏まえてどのように検討するのでしょうか。

教育課程そのものを一度ゼロから考え直す必要がありそうですね。

次期学習指導要領で求められることは多いのに、それに伴った財源や人材が確保されない。

どうしていくべきなのか議論は必要です。

現場では、新しい波は避けられないという前提になって常に改善を図るしか道はありません。

気合いと根性だけで先生たちは働いているわけじゃないんですからね(笑)

Create new education.

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