令和7年第3回定例月会議(最終日)

令和7年第3回定例月会議(閉会日)

早朝はザッと雨が降った丹沢・大山の麓。

本日は秦野市議会第3回定例月会議の最終日です。

予算決算常任委員会

まず初めに総務・文教福祉・環境都市分科会へ付託された議案について座長報告。

その後、討論は省略し委員会採決が行われました。

予算決算常任委員会の結果は本会議において委員長報告へと引き継がれます。

本会議・議案審議

本会議では各常任委員長から委員長報告があり、議案審議が行われ、採決となります。

以下に私の採決の可否について示しておきます。

⚪︎賛成 ×反対 退席

予算決算常任委員会付託分

議案第37号
令和6年度秦野市一般会計歳入歳出決算の認定について
(賛成多数で原案可決・認定)

こちらは各会派及び無所属議員2名が討論。

無所属議員は反対討論が1名、賛成討論が1名。

各会派では、創和会・市民クラブ、志政会、公明党が賛成討論。

私たち「ともにつくる秦野」は反対討論を田中めぐみ議員が行いました。

令和6年度の施政方針等に係る総括質疑及び予算執行に関する中から、6項目に絞って指摘。
1学校施設の維持管理のあり方
2幼児教育・保育の施策
3市民総ぐるみの学校給食について
4農業振興施策
5戸籍住民基本台帳関係費などに関する窓口業務の効率化
6平和推進事業

私たちは上記のことに関して意見を申し上げ、地方自治の基本原則である二元代表制と機関対立主義に基づき反対。

議案第38号
令和6年度秦野市水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定について
(賛成多数で原案可決・認定)

議案第39号
令和6年度秦野市公共下水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定について
(賛成多数で原案可決・認定)

議案第40号
令和6年度秦野市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(賛成多数で原案可決・認定)

議案第41号
令和6年度秦野市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(賛成多数で原案可決・認定)

議案第42号
令和6年度秦野市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(賛成多数で原案可決・認定)

議案第48号
令和7年度秦野市一般会計補正予算(第3号)を定めることについて
(賛成多数で原案可決)

議案第49号
令和7年度秦野市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて
(賛成全員で原案可決)

総務常任委員会付託分

議案第43号
秦野市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例等の一部を改正することについて
(賛成全員で原案可決)

令7陳情第14号
再審法改正を求める意見書の提出に関する陳情書
(賛成全員で原案可決)

文教福祉常任委員会付託分

議案第44号
秦野市立認定こども園条例の一部を改正することについて
(賛成多数で原案可決)

環境都市常任委員会付託分

議案第45号
秦野市商業地における企業等の立地及び施設再整備の推進に関する条例の一部を改正することについて
(賛成多数で原案可決)

議案第46号
秦野市水道事業給水条例及び秦野市下水道条例の一部を改正することについて
(賛成全員で原案可決)

議案第47号
市道の廃止について
(賛成全員で原案可決)

会派「ともにつくる秦野」からは原議員が賛成討論。

適正な手続きと情報の透明性、関連する他の行政計画との整合性について指摘を行いました。

議会運営委員会付託分

令7陳情第15号
各会計年度予算・決算を審査する予算決算常任委員会の委員一人当たりの質問時間60分を削減しないことを求める陳情書
(反対多数で不採択)

こちらの陳情について私たち「ともつくる秦野」では「事実誤認もあり採決に値しない内容である」と判断し退席。

陳情では以下のような文言があります。

「働き方改革が重視される折から、委員会を9時から17時で終わらせるために予算決算常任委員会の委員一人当たりの質問時間60分を45分に短縮すること」

しかし、本件は以下の事項について議会運営委員会にて話し合われたことであり「質問」ではなく「質疑」です。

秦野市議会先例・申し合わせ
第13 予算決算常任委員会
4 予算決算常任委員会における審査及び実施の方法
キ 当初予算審査及び決算審査を行う分科会における1人当たりの質疑時間は、質疑・答弁を含めて60分以内とする。ただし、座長の許可を得たときは、この限りではない。なお、補正予算審査を行う分科会における1人当たりの質疑時間については、制限を加えないものとする。

追加議案等

議案第53号
秦野市監査委員の選任について
(投票により承認)

報告19号
専決処分の報告について
(報告なので採決はありません)

委員会提出議案第5号
刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書の提出について
(賛成全員で原案可決)

第3回定例月会議を終えて

9月3日からスタートした第3回定例月会議が終わりました。

今回から文教福祉常任委員会から環境都市常任委員会へと所属が変わり始めての議会。

令和6年度の決算資料も関連した部分を読み込むことが求められました。

環境都市の分野からも「秦野で子育てしてよかった!」と思える本市の未来を考えました。

どこの自治体も課題は山積だと思いますが、諦めることなく一つずつ解決していきたいものです。

皆様、大変お疲れ様でした。

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