令和7年12月第1回臨時会議

令和7年12月第1回臨時会議

「メリークリスマス!」

いつも聴いているラジオ番組でナビゲーターが明るい声を届けてくれる一日。

丹沢・大山の麓は残念ながら曇り空ベースでした。

小中学校は今日から冬休みということで登校する子どもたちの姿はありません。

サンタさんからのプレゼントを楽しみに開けてくれているでしょうか。

さて…

本日の秦野市議会は令和7年12月第1回臨時会議。

先の国会で補正予算が成立したことを受けて本市においても議案審議が行われました。

令和7年12月16日付事務連絡(令和7年度補正予算の成立を踏まえた「重点支援地方交付金」の取扱い等について)

執行部からの説明概要は以下の通りです。

物価高騰対策に係る補正予算の概要

~ 総額12億2,463万7千円 ~
物価高騰が続く中、市民の暮らしを守り、地域経済の下支えを図るため、国の総合経済対策と連動した物価高騰対策に取り組みます。

(1) 水道事業会計補助金 7億1,117万円

~ 水道の基本料金は無料、超過料金はメーターの口径により減額 ~
(うち、令和7年度補正予算 1億617万円)
(うち、債務負担行為 6億500万円)
物価高騰の影響を受けている市民及び事業者の負担軽減を図るため、令和8年3月から8月検針分までの6か月間、水道の基本料金を無料とするとともに、長期化する食料品の物価高騰の影響を受けやすい市民及び原材料の高騰や人材不足といった厳しい経営環境にある中小企業を特に手厚く支援するため、口径に応じて超過料金を減額するに当たり、水道事業会計に対してその財源を補助

(2) 物価高対応子育て応援手当給付事業費 5億1,346万7千円

~ こども一人につき2万円を支給 ~
国の総合経済対策に基づき、物価高騰の影響を特に受けている子育て世帯を力強く支援し、こどもたちの成長を応援する観点から、児童手当の支給対象である高校生年代までのこども一人につき2万円を支給

質疑・討論

2名の議員が通告の通り質疑を行いました。

私たちの会派「ともにつくる秦野」からは古木勝久議員が会派を代表して登壇。

以下の4項目について質疑を行いました。

(1)子育て応援手当支給に係る事務費やスケジュール

1千742万7千円の事務費は会計年度任用職員の給与やシステム改修費として使われるとのこと。

1月に給付案内、申し込み後、2月中旬から口座への振り込み開始となるようです。

(2)水道基本料金を無料、超過料金の減額に係る事務費

来年の3月検針分から減額が実感でき、117万円が事務費として使われるとのこと。

本市の水道事業が市営であるメリットが享受できそうです。

(3)補正予算案に含まれていない残額の使途

財政課によると本市における重点支援地方交付金の交付限度額は13億2千848万2千円。

補正予算案に含まれている執行予定額は7億1千117万円です。

残額の6億1千731万2千円は、これまで行ってきた小中学校給食費・農業者の燃料代、OMOTANコインなどによる物価高騰支援を幅広く検討しているとのことでした。

(4)「支援を受けた」と実感しやすい広報・PRの手法

広報はだのやSNSを使って迅速に対応するとのこと。

本市のお知らせが届かない市民への周知は相変わらず課題が残っています。

ぜひ、幅広くお知らせしてほしいと思います。

採決

議案第69号
令和7年度秦野市一般会計補正予算(第5号)を定めることについて
(賛成全員で原案可決)

今回の議案に対しては異論はなく全員賛成で原案可決となりました。

本会議後は総務・文教福祉・環境都市の3常任委員会が開かれ2025年の会議は終了しました。

本日もありがとうございました。