第3回定例月会議(環境都市常任委員会)

まだまだ暑い丹沢・大山の麓。

明日から一気に涼しくなるという予報には期待したいと思っています。

本日の秦野市議会は環境都市常任委員会及び予算決算常任委員会(環境都市分科会)です。

今日は委員としての出席です。

環境都市常任委員会・議案審議

議案第45号
秦野市商業地における企業等の立地及び施設再整備の推進に関する条例の一部を改正することについて

令和4年度から令和6年度までの実績はゼロとのこと。

県内ではほとんどが工業地におけるものが多いのですが本市は商業地の活性化を狙っています。

「一定の規模の建物を建てる」ことが条件とのことなのでハードルが高いのかもしれません。

秦野駅北口の県道705号沿いでは、商業・業務系の土地利用を進めるため、土地の集約を進め、事業者の募集を予定

秦野駅北口の県道705号を整備する事業が進行中です。

果たして5年間の延長で効果はどれほど出るでしょうか。

本市で事業をする魅力はどこにあるのかPRも必要かと思います。

にぎわいに繋がることが重要とのことですが、商店街と共につくることができるのか。

なかなか難しい問題が横たわっているように感じます。

商業地等における企業等の立地及び設備再整備を奨励します
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1653022191451/index.html

賛成多数(可決すべきもの)

議案第46号
秦野市水道事業給水条例及び秦野市下水道条例の一部を改正することについて

災害その他非常の場合において、円滑な復旧工事の実施を図るため、市長が次に揚げる事項を行う必要があると認めるときは、その実施を可能とするよう改正するとともに、秦野市水道事業給水条例の引用条項の修正を行うもの。
(1) 他の市町村長が指定した指定給水装置工事事業者に給水装置工事を施行させること。
(2) 他の市町村長が指定した指定工事店に排水設備工事を施行させること。

能登半島地震でも大きな課題となった復旧工事に関わる改正です。

2019年10月台風19号の被災地におり復旧工事がままならない現場を見てきました。

とてもじゃありませんが、地元の指定工事店だけでは間に合わない。

そう考えると他の市町村が指定した工事店の力を借りられるようになることは重要です。

賛成全員(可決すべきもの)

議案第47号
市道の廃止について

秦野市休日夜間急患診療所等を整備することに伴う一体的な土地利用を図るため、道路法第10条第3項で準用する同法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるもの

古くは市営住宅があった5段の斜面地にある市道を廃止するもの。

埋設されている上下水道施設に関して質問を行いました。

市道が廃止された後も地域住民との協議が継続されるとのこと。

地域の皆さんにとっては新たな環境となるため丁寧に進めてほしいと思います。

賛成全員(可決すべきもの)

委員会質問

総務・文教福祉の各常任委員会では委員会質問がありませんでした。

環境都市常任委員会では、二人の委員から下記の質問がありました。

「おいしい秦野の水」販売促進費について

答弁を聞く限り販売本数も多く好調なようです。

さらに販売促進に向けた取り組みも積極的に行われているとのこと。

「はだの」のPRに繋がると嬉しいですね。

秦野名水
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1580177487943/index.html

電子地域通貨事業費について

まだまだスタートしたばかりという認識でいるOMOTANコイン。

店頭で使うお客さんたちや、使ってもらう商業者の皆さんの模索も続いています。

どれくらいの域内収支が生まれるのか。

今後に期待しつつも、その利活用状況については注視が必要です。

商業活性化事業費について

こちらもOMOTANコインに関わる質問。

各地域の商店会をはじめ商業者の皆さんが使いやすいような支援であってほしいと思います。

さらに加盟店を増や商業活性化に繋げたいという意図があるようです。

各商業者の皆さんの知恵を借りながら進めてほしいと思います。

OMOTANコイン
https://omotan-coin-hadano.jp

予算決算常任委員会(環境都市分科会)・議案審議

議案第48号
令和7年度秦野市一般会計補正予算(第3号)を定めることについて

3項目のうち本常任委員会に負託された2つの項目について審査。

国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用するものとなります。

(1) 電子地域通貨事業
1億2,000万円
地域経済の好循環を促進することにより、市民の暮らしを支えるため、OMOTANコインを活用した「ポイントバックキャンペーン」を実施

こちらの交付金を活用して11月から2月までポイントバックキャンペーンを検討中。

共通ポイント5000P(個店2500P・大型店2500P)に加え、専用チャージ機ポイントキャンペーンを実施するとのこと。

システム経費が気になるとの質問もありました。

確かに業務委託料が気にならないほどに流通するのが理想ですがどうでしょう。

今後も注視したい事業です。

(3) 施設園芸等燃油価格高騰対策事業費・畜産業物価高騰対策事業費
1,907万8千円
燃油価格の高騰や飼料価格の高止まりが続いていることから、食と暮らしを支える農業者の負担軽減を図るため、価格高騰相当分等の一部を支援

施設園芸、畜産業があるのも本市の魅力のひとつです。

しかしながら事業継承の難しさもあることから衰退傾向であることは否めません。

よってこういった交付金が補填されることは支援に繋がります。

今回の件だけでなく、今後も支援を継続してほしいと思います。

物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金
https://www.chisou.go.jp/tiiki/rinjikoufukin/juutenshien.html

賛成多数(可決すべきもの)

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