「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員 桑原まさゆき

「市民がつくる」この先の秦野って?

灼熱の太陽が容赦なく降り注ぐ丹沢・大山の麓。

体温近くまで気温が上昇し熱中症警戒という日曜日。

立っているだけで汗をかくような日。

多くの人たちが渋沢公民館へ足を運んでくださいました。

「市民がつくる はだのまちづくりシンポジウム」

お声かけいただき4名の市民パネラーのひとりとして登壇

教育の現状と課題を中心にお話しました。

全国的に増大する不登校児童生徒、教職員の勤務環境…

子ども、保護者、教職員、地域住民、みんなが苦しい現状。

これまでの学校と時代の変革期にある現在の学校、これからの学校…

子どもたちを取り巻く環境は年々困難さが増しています。

多くの課題を抱えながらも学校は地域にとっても重要な存在

ところが、児童生徒の減少が深刻な学校もある。

全市的に子どもの数が減っていく予測もあります。

「全国的な話だからしょーがねーべよ!」

そんな声も耳にしますが事態はもっと深刻です。

子どもが減るということは生産年齢人口の減少も招きます。

つまり働き手がいないので産業への影響もあるのです。

子育て世代の皆さんにとって教育環境は重要な要素。

「なんか秦野の学校っていいらしいよ」

そんな話を耳にするようになったら秦野市に注目が集まります。

すると…

移住先に秦野を選んでくれる人も増えるでしょう。

そして…

失望して秦野から出て行ってしまう人は減るでしょう。

豊かな自然環境を生かして各学校独自の教育実践も必要です。

先生たちだって面白い教育実践をしたいって思っている。

ところが…

多忙化する勤務環境が、そんな思いを阻んでしまうのです。

それでも働きやすい学校だったら先生たちも嬉しい。

だからこそ…

「次の転勤先は秦野の学校がいいなあ」

と思ってくれるような学校づくりも欠かせません。

最前線の先生たちは必死に頑張っているのですが…

後方支援が脆弱だといわざるを得ません。

前線で戦わせておきながら脆弱な兵站では疲弊しますよね。

そんな学校現場も改善しなければならないのです。

参加者の皆さんからも多くのアイデアをいただきました。

「教職員の職場環境を改善するためには?」

というテーマに注目が集まったことはありがたいことです。

子どもたちにとって楽しい学校は、先生たちにも楽しい学校。

そのために私たち市民一人ひとりができることは何か…

様々な視点から考えて行動する人が増えたら秦野の未来は明るい。

とても充実した学び多きシンポジウムとなりました。

誰かにやってもらうという姿勢では衰退の坂を転がり落ちる。

「いやいや、行政がちゃんとしねーとダメだべよ!」

という消費者マインドは捨てましょう。

私たち市民一人ひとりの個性が大きな武器となります。

みんながそれぞれの分野でリーダーシップを発揮する。

子どもから大人まで一人ひとりの力が何よりも必要なのです。

「この先の秦野」のために力を合わせましょう!

ありがとうございました。

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