朝から秋らしい涼しい風が吹く丹沢・大山の麓。
すっきりとした青空の向こうに富士山や箱根連山もきれいに見えます。
本日の秦野市議会は一般質問の初日。
6名の議員が登壇しました。
各議員の発言通告はこちらから↓
9月定例月会議の一般質問発言通告一覧表
会派「ともにつくる秦野」からは午前の最後に古木勝久代表。
私の質問順位は4番目、午後のトップバッターとして登壇。
今回の質問は以下の通りです。
1 秦野で子育てしてよかったと思えるまちづくりについて
(1)教育施設以外の子どもたちの活動について
(2)秦野市こども計画について
1 秦野で子育てしてよかったと思えるまちづくりについて
私自身も、「秦野で育ってよかった!」と実感する市民のひとりです。
また「秦野で子育てしてよかった!」と心から感謝しています。
2025年、秦野でも学校の統廃合や公共施設の再配置が囁かれるようになりました。
たしかに少子化、人口減少は全国的な傾向であり未来に暗い影を落としています。
しかし…
「この秦野には日本中の子育て世代が注目するポテンシャルが十分にある!」と言えないでしょうか。
(1)教育施設以外の子どもたちの活動について
こちらでは以下の質問を行いました。
①はだの2030プランが目指す子どもたちの活動イメージはどのようか。
②各地域にある都市公園の子どもたちの利用状況や管理状況はどのようか。
③各地域にある児童館の子どもたちの利用状況や管理運営状況はどのようか。
④今後、施設の老朽化や少子化の進行により、閉館、機能移転等が必要な児童館があるのではないかと思うが、今後についてはどのようか。
⑤各公民館、こども館の子どもたちの利用状況はどのようか。
⑥子どもたちのスポーツ活動及び芸術活動を支援する具体的な取組はどのようか。
⑦子どもたちの遊び場を提供する活動を支援する具体的な取組はどのようか。
詳しい答弁は近日公開される動画でご確認ください。
https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=205
(2)秦野市こども計画について
こちらでは以下の質問を行いました。
①はだの2030プラン後期計画における「こども計画」の位置付けはどのようか。
②令和4年第2回定例月会議において、「条例も含めて、市として、どのような方法で子育て支援の環境整備に取り組んでいくことがよいか、今後、よく研究していきたい」と答弁しているが、どのように研究を進めたか。
③「こども計画」策定に向けて特に配慮したことは何か。
④「こども計画」を生かして力を注いでいる事業は何か。その効果と今後の展開は。
⑤子どもたちを取り巻く横断的な課題に対する関係部局の連携体制と進捗はどのようか。
詳しい内容は近日公開される動画でご確認ください。
https://hadano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=205
意見・要望
本市では「秦野市こども計画」は策定されたものの「子育て基本条例」のような条例はありません。
さらに本市の子育て施策に重みを持たせるためにも条例の策定に向けた検討を要望しました。
子どもたちが抱える複雑な課題には庁内各部の横断的な連携も重要です。
さらには庁内だけで考えるのは限界があることから、多くの市民からのアイデアを募集すること。
子育て世代の移住・定住に向けた積極的な取り組みも求められます。
子育て世代を呼び込もうと全力で取り組む過疎地で苦しむ自治体があります。
それらの自治体では存亡をかけて子育て支援の充実をさせ、移住定住にも前向きです。
移住定住先として子育て世代に選ばれるには本市からの積極的なアピールも必要でしょう。
山梨県や長野県が移住では人気がありますが秦野でいいじゃありませんか。
関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。
秦野市こども計画
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1739162645876/index.html
こども基本法
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-kihon
子どもの権利条約
https://www.unicef.or.jp/crc