夏本番を思わせる暑さとなった丹沢・大山の麓。
買い物ついでに道路の反対側から秦野高等学校(秦高)を眺める。
といっても懐かしの「ふれんど相原」ではなくクリエイト。
母校の外観は以前とあまり変わらないようです。
男子校の名残がありボクらの時代は男子クラスがあった。
「文武両道」「質実剛健」を掲げる伝統校です。
その昔…
野球部があと一歩で甲子園というところまで。
在校生だった昭和の終わり頃も部活動は盛んでした。
陸上、サッカー、バレーボール、テニス、弓道が目立っていた。
インターハイなど全国大会に出たり、関東大会に出たり…
ちなみにボクはサッカー部ではなく…
バレーボール部で関東大会にアベック出場したこともあります。
その後、陸上部女子が全国高校駅伝に出場。
バスケットボールも関東大会常連だった。
とにもかくにも部活動の盛んな進学校でした。
部活ばかりやっていたからなのかボクらの代は男子6割が浪人。
当然のことながらボクもその一人です。
浪人中に体育教官室でサッカー部の先生に言われた一言で進路を決めて…
その後、ここで非常勤講師(体育)を務めた後に小学校教諭となりました。
これも秦高のおかげだと今になっても感謝しています。
「最近は部活動そうでもないよ!」
なんて噂を聞いていましたが、そうでもなさそうです。
いちばん目立つのがなんと言ってもこれ。
今やチアリーディング部があり全国大会で優勝している。
2度目の優勝だと思うのですが、小学校の教え子も多数在籍していた歴史が…
「日本一」って凄いよね。
他の部活では記憶にありませんがどうだったんだろうか。
高校の恩師である母校出身の石井先生は陸上1500mアジア記録を持っていたけれど。
剣道部、弓道部、卓球部は関東大会に出場。
ソフトテニス部は全国大会と相変わらずの好成績。
時代変われど部活動が文武両道を貫いているようです。
バレーボール部もがんばっているとのことなので安心しています。
近年は、男子バレーボールの人気も低迷していますから…
そうそう…
「ICT利活用授業研究推進校」としても指定を受けていた。
「学力向上のための効果的な ICT 利活用と校務効率化の研究」を実践。
多くの成果をあげたようです。
昨年度からは「STEAM教育研究推進指定校」としても実践中の様子。
秦高から地域や世界を変える探求活動が発信されることを期待しています。
その昔から地域を担う人材を多く輩出してきた秦野高等学校。
市役所などの官公庁、小中学校、高校などの教職員も同窓生がたくさんいます。
昭和から平成、そして令和へ。
未来の地域を進化させてくれるであろう秦高生の活躍を願わずにはいられません。
がんばれ!秦高!