「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員 桑原まさゆき

愛川町にて鳥獣議連総会

山々の緑も日に日に色濃くなってきた丹沢・大山の麓。

大山の山頂は雲に覆われ少しずつ梅雨が近づいている気もします。

夏に向かう景色を眺めながら清川村経由で愛川町文化会館へ。

「大山丹沢山系鳥獣問題市町村議員連絡協議会 令和6年度総会」が開催されました。

相模原市・厚木市・愛川町・清川村・伊勢原市・秦野市の議員で構成されています。

任意参加ですので全員ではなく本市では23名が所属しています。

総会は滞りなく終了。

次に「神奈川県鳥獣対策関連予算等について」説明がありました。

担当は「県環境農政局緑政部自然環境保全課」です。

本県の令和6年度当初予算(鳥獣関連予算)総額404,130千円。
1 特定鳥獣(ニホンジカ・ニホンザル)保護管理の推進 21,742千円
2 鳥獣被害対策の推進 134,090千円
3 鳥獣保護と狩猟の適正化 35,426千円
4 丹沢大山保全・再生対策事業 212,872千円

基本的な考えも示されています。

野生鳥獣と人との共存を図るため、「ニホンジカ、ニホンザル及びイノシシ管理計画」に基づき、市町村と連携して総合的・広域的に実施

担い手不足ということもあり、主体的な地域ぐるみの取組が求められています。

そして、地域の実情に応じた対策を講じていくことで被害を防ごうというわけです。

本市では2月に「秦野市鳥獣被害防止計画(案)に対するパブリック・コメント」を実施。

なんと98件の意見が届けられました。

それだけ困っている方が多く関心が高いのだと推察されます。

人口減少の時代でもあり、今後は更に里山保全が難しくなるかもしれません。

そうは言っても森林観光都市を標榜する本市にとって重要な課題。

「野生鳥獣と人の共存」お互いに良い関係でいられるようにしたいものですね。

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