予算決算常任委員会（環境都市常任分科会）

雨が上がり秋らしい気温となった丹沢・大山の麓。

このまま涼しく過ごしやすい日が続くと良いのですが、まだまだ暑い日もありそうです。

さて…

本日の秦野市議会は予算決算常任委員会環境都市分科会。

10項目について質問

農政活動事務費　［農業委員会事務局］
鳥獣保護管理対策事業費　[農業振興課]
ヤマビル被害防止対策事業費　[農業振興課]

荒廃遊休農地が広がれば、鳥獣被害やヤマビル被害は更に深刻になります。

担い手の高齢化・後継者不足、鳥獣被害など複合的・継続的であると考えますが、令和６年度特有の事情といたしまして、気温が非常に高かったため、雑草の生い茂るペースが早く、かつ所有者も体力的になかなか対応が難しかったこと、また、土地改良事業の計画により広範囲にわたって耕作をやめた地域があったこと、などが挙げられます。

というような答弁があり、全国的な課題は本市でも同様であると感じました。

農地の適正な管理は、里地里山の整備にも深く関わります。

魅力ある秦野の自然を生かした暮らしを守るためにも注視していくべき課題だと思います。

商店街空き店舗等活用事業費　[産業振興課]
4駅にぎわい活性化推進事業費　[産業振興課・秦野駅北口にぎわい創造担当]
電子地域通貨事業費　［産業振興課］
観光協会移転事業費　[観光振興課]
弘法山公園周辺観光振興事業費　[観光振興課]

本市の魅力である「森林観光」と「名水」の存在を商店街のにぎわいに繋げるためには？

あれこれと考えると本市への移住・定住、人口流出の抑制に係るヒントが見つかりそうです。

数多くある各事業は関係が内容で全てが繋がっていると考えるとよいのではないでしょうか。

雨水排水施設等委託事業費　[道路管理課]

近年は、これまでにはなかったような大雨が短時間に降る。

既存の雨水排水施設で十分だったはずが、雨水を飲み込めずに道路冠水などが全国各地で起きています。

本市でも昨年の台風10号では大根・鶴巻地区を中心に内水氾濫が起きました。

鶴巻排水ポンプ場などもフル稼働しましたが、信じられないほどの雨には対応しきれませんでした。