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議会運営委員会・文教福祉常任委員会

春らしい天気に恵まれた月曜日。

花粉症の皆さんには厳しい一日だったかもしれません。

本日は、議会運営委員会、文教福祉常任委員会に委員として出席。

4つの議案、3つの陳情を審査しました。

議案第11号 →賛成全員
秦野市立学校の設置に関する条例の一部を改正することについて

公私連携幼保連携認定こども園開設に伴う条例の一部改正です。

公立であった「ほりかわこども園」が民間の「ぺこちゃんこども園ほりかわ」に生まれ変わりました。

しっかりとした公私連携となるよう要望しました。

議案第12号 →賛成全員
秦野市地域型保育事業の設備及び運営の基準を定める条例の一部を改正することについて

国の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正。

栄養士法の一部改正に伴い国基準が「栄養士」から「管理栄養士」に改正されたことによるものです。

こどもたちに必要な食の安全と充実、食育の観点からも支援体制を強化してほしいと思います。

議案第13号 →賛成全員
秦野市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正することについて

災害弔慰金の支給等に関する法律第18号の規定により、市長の附属機関としての秦野市災害弔慰金等支給審査委員会を設置するもの。

近年多発している自然災害が頻発する中で、災害関連死であるか否かの判断が難しくなっています。

そのために医師、弁護士、その他社会福祉に関する専門的な知識経験を有する者を審査委員とするとのことです。

専門的な知識経験を有する者は大学教授、ソーシャルワーカー、災害に詳しい行政職員を想定しているようです。

議案第14号 →賛成全員
秦野市地域高齢者支援センターの人員等に関する基準を定める条例の一部を改正することについて

保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員等が本町、南、東・北、大根、渋沢、鶴巻の7圏域を7つのセンターが担当し、それぞれに3職種を配置していますが…

職員配置が困難になった時に必要な人数を確保できるように条文を改正するとのこと。

高齢者支援の現場においても人材不足とのこと、注視すべき課題であると考えます。

令7陳情第3号 →採択すべきもの
全国の義務教教育諸学校の給食費無償化の実施を求める意見書を国に提出ことを求める陳情

これまでも学校給食の無償化については陳情や一般質問でも触れられてきました。

本市としては「本来ならば国が実施すべき」との姿勢でありましたが国会でも議論が進んでいます。

県内でも無償化を実施していることもあることから後押ししたいと思います。

令7陳情第5号 →趣旨了承とすべきもの
訪問介護報酬引下げの撤回と介護報酬引上げの再改定を早急に行うことを国に求める意見書提出についての陳情

三年に一度の介護報酬改定では1.59%プラスでしたが、訪問介護分野報酬は2から3%のマイナスとなりました。

その影響で最も身近な小規模の訪問介護事業所が廃業に追い込まれる事態が生じているとのことです。

どの業界とも同様に介護人材の不足も顕著になってきている。

さらに高齢化が進む中、どのような後押しが必要なのか、とても悩ましい問題です。

令7陳情第6号 →採択すべきもの
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の健康被害に対する審査を実施することを求める陳情

これまでの複雑な経緯もあり意見が出ましたが採択となりました。

国が推進した予防ワクチン事業によって逆に健康被害が及ぶようなことはあってはなりません。

他にも類似した事案もあることから今後も注視したいと思います。

午後には予算決算常任委員会(文教福祉分科会)において補正予算の審査がありました。

議案第21号 →賛成全員
令和6年度秦野市一般会計補正予算(第11号)を定めることについて

議案第25号 →賛成全員
令和6年度秦野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて

議案第26号 →賛成全員
令和6年度秦野市介護保健事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて

委員会における採決結果は最終日に本会議上で報告の上、議員全員での採決が行われます。

明日は環境都市常任委員会を傍聴いたします。

桑原まさゆき

1967年生まれ(58歳)
秦野市議会議員
文教福祉常任委員会/議会運営委員会
会派「ともにつくる秦野」
■詳しいプロフィールはこちら

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