曇り空でしたが朝から気温が10度を超えた丹沢・大山の麓。
カレンダーの日付は「3月11日」、東日本大震災から14年を迎えました。
皆さん、さまざまな感情が湧く一日かと思います。
14:46には黙祷、まだまだ復興は続いていることを忘れてはなりません。
私も当時のことを振り返りつつ、ルーツのひとつ東北へ想いを寄せる一日です。
さて…
本日の秦野市議会は環境都市常任委員会を傍聴。
5つの議案、１つの陳情について審査が行われました。
議案第15号 →賛成全員
秦野市水道事業水道技術管理者及び布設工事監督者に関する条例の一部を改正することについて
これからの時代、水道事業を維持することは簡単なことではありません。
地方都市では広域連携によって民間へ水道事業を移管しているところもあります。
豊富な地下水と名水で知られる本市においては何としても公として維持されることを期待。
議案第16号 →賛成全員
秦野市下水道条例の一部を改正することについて
下水道の維持管理も問題を抱えています。
下水管の老朽化による道路陥没事故なども各地で散見される。
浄化処理水の基準なども環境保全の観点から注視が必要です。
議案第17号 →賛成全員
秦野市土地の埋立て等の規制に関する条例を廃止することについて
危険な盛土等を全国一律の基準で包括的に規制することを目的として「宅地造成等規制法」が改正。
静岡県熱海市伊豆山の土石流の発生に端を発した危険な盛り土の規制を強化する法律です。
「秦野市土地の埋立て等の規制に関する条例」の内容を包含するものであることから廃止。
議案第19号 →賛成全員
他の団体の公の施設の利用に関する協議について
秦野中井インターチェンジ南土地区画整理事業が進行中です。
その本市の区域において、中井町の上水道施設から水道の供給を受けるというもの。
近隣市町との連携は今後の自治体運営においても重要になるのではないかと思っています。
令6陳情第16号 →不採択とすべきもの
「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の提出を求める陳情書
最低賃金の改善を求めることには異論はないようです。
国内事業者数の９９％を占める中小規模事業者です。
最低賃金の引上げられない事情もあるようで懸念が示されたようです。
令7陳情第8号 →継続審査
鶴巻北二丁目２２番の土砂災害に関する陳情書
昨年8月末に発生した台風10号による大雨で発生した土砂災害に関する陳情です。
鶴巻温泉にある陣屋裏の雑木林が大雨によって北側の住宅地に土砂が流れ込んだもの。
こちらは議論が白熱。
現段階では審査の材料が不足しているという意見があり閉会中継続審査となりました。
午後は予算決算常任委員会（環境都市分科会）で補正予算について審査がありました。
議案第21号 →賛成多数
令和６年度秦野市一般会計補正予算（第１１号）を定めることについて
こちらでも昨年8月に発生した土砂災害に関わる補正予算についての質疑もありました。
災害で被災した農地の復旧に関して申請されたものに関わるもの。
なかなか申請にもハードルがあることもあり引き続き支援が必要かと思います。
議案第24号 →賛成全員
令和６年度秦野市公共下水道事業会計補正予算（第３号）を定めることについて
明日は、市内中学校の卒業式と議会運営委員会になります。
本日もお疲れさまでした。
