桜吹雪の下を子どもたちが元気に歩く丹沢・大山の麓。
入園式・入学式も一段落し、園や学校での生活に少しずつ慣れていく週でしょうか。
今日は交通住宅課の皆さんから地域公共交通について教えていただきました。
自家用自動車への依存や人口減少・少子高齢化により、公共交通利用者が減少し、公共交通事業者を取り巻く環境は厳しさを増している。
全国どこでも同じような課題を抱えています。
地方では当たり前になっている廃線や路線バスの廃止は明日は我が身です。
まだまだ16万人都市だからといえどもボケッとしている場合ではありません。
本市でも対応策を練っています。
あの手この手を尽くしても少子高齢化の影響を大きく受けることになるはずです。
やがて免許を返納せざるを得ない人は爆発的に増えると想定できます。
となると移動手段がありません。
広い市域をカバーするためにも公共交通の維持は必須。
人口減少に合わせて市街地中心部への移動が進む可能性すらあります。
ではどうすればいいのか。
ポイントは「空白地帯を埋める」ことではなく、市の中心部の利便性向上かもしれません。
ヒントとなりそうな事例は全国各地にありそうです。
こちらも市民の皆様と真剣に考えていかなければいけない課題です。
地域公共交通の問題だけで考えるのではなく幅広い分野との関連にも思いを馳せる。
マルチアングルで考えていきたいと思います。
【参考資料】
公共交通政策 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
https://www.mlit.go.jp/common/001475356.pdf
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/content/001633211.pdf