進む少子化と入学式・入園式

4月も第2週となってお花見が楽しめる丹沢・大山の麓。

秦野市は桜の名所も数多く、連日にぎわいを見せています。

桜の季節は入学式や入園式もあり、子どもたちも新たな一歩を歩み始めます。

昨日は母校である秦野市立大根小学校と大根中学校の入学式が行われました。

ご入学、ご入園、おめでとうございます!

ランドセルを背負ったピカピカの1年生は47名で2学級。

全校児童でも388名と400名を切ってしまいました。

中学校の新入生は99名。

全校生徒でも私たちの1978年の新入生320名より少ない。

1970年代には首都圏のベッドタウンとしても開発が進んだ地域。

大根小学校・大根中学校は県内でも有数の児童生徒数を誇るマンモス校でした。

1975年に大根小学校から広畑小学校が、1983年には鶴巻小学校が新設されて分離。

この時点では大根中学校のみですが、1986年には鶴巻中学校が新設され分離。

約40年間、旧大根村地域には3小学校と2中学校に子どもたちが通学しています。

ここ数年、とても気になっていることがあります。

6年後の大根中の新入生は単純計算で「大根小47名+広畑小13名=60名」です。

今年度の新入生は99名、なんと約4割減なのです。

「少子化だから仕方ないよ!」

そんな声も聞こえてきますが、本当のそれで良いのでしょうか。

県内でも児童生徒が増えている地域もありますし、学校が新設されている自治体だってある。

もちろん、子どもたちが増えればよいというわけではありませんが…

このままではどうしようもない。

魅力的な学校や暮らしやすい町には人が集まるという現実を直視したいもの。

今年度も学校の先生たちも含め多くの皆様から知恵をお借りして模索を続けてまいります。

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