あの暑さはどこへやら、ようやく長袖が標準となりそうな丹沢・大山の麓。
「夏から一気に冬へという感じがしますよねえ」
そんな会話をしながら庁内へ。
本日は、16日の議員連絡会で示された多世代交流施設整備に関する会派勉強会がありました。
17日よりパブリックコメント実施中の秦野市多世代交流施設整備基本構想(案)のページをめくります。
本構想は、県道 705 号沿道における多世代交流施設実現に向け、基本方針や施設コンセプト・導入機能、施設整備事業手法等方向性を示すとともに、市民皆様や関係者と共有するため、策定しました。
構想策定の目的には、このように示されています。
本文に示されている構想の上位計画・関連計画は以下の通りです。
上位計画
関連計画
パブリックコメントに向けて
事業費は40億円が見込まれていますが、費用対効果が気になります。
秦野駅北口周辺まちづくりビジョンに示されている「にぎわい波及のイメージ」が今ひとつ湧きません。
秦野駅北口周辺地区は、自然、歴史、文化等、多く地域資源を有するとともに、地域団体等による様々な取組や活動場となるなど、市経済及び交通中心地として栄えてきましたが、社会経済情勢、人口、都市構造変化や人々価値観多様化など影響を受け、都市空洞化が進んでいることから、本来担うべき中心都市拠点に求められる機能確保が必要です。
構想策定の目的の冒頭には、このように示されています。
今後、縁辺部では人口減少が進み駅周辺に人々の営みが集約されていくことが予想されます。
車がなければ生活できないのではなく、駅前に行けば何でもあるような暮らしを求める人たちもいる。
駅前にシンボリックな施設がある街は確かに魅力的に映ります。
本市の住民だけでなく市外からも多くの人たちが訪れる仕掛けが作れるのかが鍵となりそうです。
「イベントでやって来るのではなく、日常の中で行ってみたいと思える施設になり得るのか」
「未来の秦野市にとってなくてはならない施設になり得るのか」
「多世代交流施設整備によって秦野市に活力が生まれ、住んで良かった街になり得るのか」
そんな観点で構想案を読み込んでパブリックコメントへ繋げたいと思います。
勉強会に協力いただいた環境産業部の皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
皆様もパブリックコメントをお寄せください!