兵庫県加古川市で迎えた水曜日の朝。
JR神戸線から東海道新幹線へ乗り継いで掛川駅へ。
さらに東海道本線で島田駅へと移動。
文教福祉常任委員会の所管事務調査3日目は静岡県島田市です。
テーマは「こども館」
公共施設再配置計画も念頭にこども向け施設を考える時間となりました。
島田市こども館は2階と3階が市立図書館です。
1階には11年間営業していたCOOPが入っていましたが本年3月に閉店。
かつてはショッピングビルだった跡地を中心市街地交流拠点施設として市が整備。
ボーネルンド社さんが監修したというプレイルームぼるねがあります。
ギアのかべ、マグネットボード、マグフォーマー、プレイシップがある静の広場。
クライミングウォール、ボールプール、エアトラック、サイバーホイール、エアキャッスル、イマジネーション・プレイ・グラウンドがある動の広場。
さらに乳児コーナーなど充実した遊び場がありました。
運営するスタッフは全て保育士さんとのことで安心感があります。
10階建ての建物ですが5階以上はマンションになっています。
こういった複合施設は全国各地に見られます。
昨日、訪れた加古川駅南子育てプラザも同じように商業施設にありました。
近隣ですと小田原駅東口図書館なども同じような事例かと思います。
ちょっと遠いですが鹿児島の天文館図書館を中心とした施設も参考になります。
街中のどこへ学べるような状況があるように感じます。
こちらも素敵な施設だなと思ったのは高知のオーテピア。
図書館機能しかありませんが、街と一体になっていたのが印象的です。
どちらも街中にあるのがポイントです。
本市でも秦野駅北口周辺への設置検討がなされているようです。
とはいえ新規に複合施設を建設するとなると大変かもしれません。
既存の大型商業施設や商店街との共同事業も考えてみたらどうでしょうか。
秦野の地域性を考えながらあれこれと考えてみたいものです。