「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員 桑原まさゆき

地区体育祭って何のためにある?

秦野市民体育祭大根鶴巻地区大会が4年ぶりに開催された日曜日。

孫たちと一緒におおね公園へ行って来ました。

午前日程でしたが、久しぶりということもあり皆さん笑顔。

ボクらが子どもの頃は大根中学校の校庭でやっていた。

当時は昼休みにサッカーの対抗戦がありました。

「大根小学校vs広畑小学校」

多くの皆さんにみられるのでドキドキが止まりませんでした。

多くの声援をいただいた感覚を覚えています。

子どもから大人までが一堂に会して交流した時代です。

時代は令和。

この地域も高齢化が進んでいます。

運営してくださっている皆さんも先輩たちが目立ちます。

自治会や地区体育協会の役員さんも顔なじみの方ばかり。

ボクらが子どもの頃からお世話になっている人たちも多い。

なかなか若い世代へ引き継ぐことが難しいようです。

地域にある様々な組織における共通の課題ですね。

全国各地で顕在化している地域インフラとしての人材不足。

その波はボクらのまちにも一気に押し寄せます。

ところで…

全国的に地域の体育祭ってなんのためにあるのでしょうか。

決まった時期に開催されることには理由があるようです。

この周辺は5月下旬から6月中旬にかけて田植えがあります。

地域によっては秋、お隣の伊勢原では秋に実施している。

こちらは稲刈りが終わった後に行われています。

人集めに苦労するし、めんどくさいという人たちも多い。

運営側のご苦労も考えると持続可能なのかと心配になります。

「時代は変わったんだから廃止したらいいよ」

そんな声も聞かれます。

しかし、日頃から繋がりが薄れる昨今ではこうした機会も重要。

実際、多くの仲間とお世話になってきた人たちと再会できた。

「あらー!久しぶりだわねー!いくつになったの?」

「もう56ですよ」

「やだー!そりゃ私たちもこんなになっちゃうわけだわ(笑)」

「いやいや、相変わらず元気じゃないですか」

「それがさ、最近はあっちこっち痛くてさ。そういやご両親は元気?」

なんて会話が弾む。

やっぱり地域の繋がりは大切にしたいものです。

みんなが支え合って生きているのですから。

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