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「秦野って何にもなくね?」って言われたら?

雨予報となった金曜日、昼過ぎにザーッと雨が降り出した丹沢・大山の麓。

最初はポツリポツリとだったのに、いきなり滝のように雨が降り出してビックリ。

今夏もゲリラ豪雨になるのかなあ。

「すごい雨が降ってきましたねえ」

なんて言いながら子育て中の保護者の皆さんと懇談。

秦野へ引っ越してくれた人たちの数名。

それぞれに住んでみての感想があるようです。

子どもの頃から住んでいるボクとは違う視点をお持ちのはずです。

「自然も豊かだし、水も美味しいですよね」

そんなことを外からやって来た人たちから聞くことがあります。

それは本当にその通りなんです。

ボク自身も秦野自慢をしようと思ったら同じことを話すことでしょう。

ところが…

「秦野って何にもなくね?」

という人たちに出会うことがあります。

「海老名を見てみろ!凄い発展ぶりじゃん。マンションとかバンバン建ってんべ」

「平塚は大きなショッピングモールふたつあんじゃん。秦野はイオンだけじゃん」

「伊勢原も新駅とか言ってんからよ、鶴巻とかやべーんじゃね?」

と言うような声も聞こえます。

なるほど…

確かにそう思うこともあります。

でもね…

「海老名に丹沢・大山のような山はありますか?」

「平塚は、田んぼも広いけれど大きな山ってある?水は美味しい?」

「伊勢原は大山の表玄関だけど、秦野とは違うよね?」

商店街が寂しくなり、イオンモールしか大きな商業施設はない。

映画館もなくなって久しいし娯楽施設が少ない。

たしかにそうかもしれないけれど…

手に入れたくても安易に手に入らないものをボクらは持っている。

それは…

「豊かな自然と名水」

こんなことを言うと…

「お前なあ、それじゃつまんねーべよ!」

とおっしゃる人たちもいるのですが…

「いやいや、丹沢・大山や名水は手に入れたくても入りませんよ」

とボクは強く思うのです。

本物の鳥のさえずりで目が覚めるのが秦野。

「豊かな自然と名水」

これだけでいいんじゃね?

より多くの人たちと「秦野の魅力」について語り合えたら嬉しいですね。

まずは秦野市内を歩き回ることから始めてみませんか?

桑原まさゆき

1967年生まれ(57歳)
秦野市議会議員
文教福祉常任委員会/議会運営委員会
会派「ともにつくる秦野」
■詳しいプロフィールはこちら

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