雲ひとつない青空の下、市内各地の消防団がカルチャーパークへ参集。
消防出初式が久しぶりに盛大に行われました。
第一部は式典。
観閲者臨場、国旗・市旗掲揚、市長式辞、表彰、来賓祝辞、消防団あいさつ、消防庁念頭の誓い。
消防団の皆さんが整然と列をつくり進行されました。
本市の消防本部は1本部1本署4分署、署員は201名(実員194名)です。
消防団は1団本部7分団36部、団員は416名(実員364名)と団員も募集中。
火災だけでなく大雨などの災害にも尽力してくださる皆さんには本当にお世話になっています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
第二部は演技。
秦野観光和太鼓の演奏後、消防車両分列行進が行われました。
会場に訪れていた子どもたちも嬉しそうに消防車を見つめています。
秦野市民吹奏楽団による防火コンサートの後は第7分団による小型ポンプ操法訓練です。
軽快な動きでホースが運ばれて的に向かって放水します。
こちらは大会もあるそうで各分団が持ち回りで出場しているとのことでした。
姉妹都市である長野県諏訪市からは消防団ラッパ隊が来秦。
秦野にはありませんが長野県ではお馴染みのラッパ隊。
ラッパは災害現場で団員に号令や命令を伝えるために使われていた歴史があります。
現在は消防団の規律の維持や士気の高揚、式典での敬意を表すために使われています。
操法だけでなくラッパ演奏もあるので中山間地では大変だそうです。
素晴らしい演奏を聴きながら無理なく伝承してほしいと思いました。
最後は消防隊演技から一斉放水へと続きます。
訓練用のタワーで火災があった想定でドローンも導入しての演技は見事でした。
分かりやすい説明もあり、どのような機材で何が行われているのか、よく理解できました。
フィナーレは四方八方から冬の青空に向けて一斉放水。
水しぶきの中に虹がかかり来場者を楽しませてくれました。
関係者の皆様に感謝申し上げます。
災害の少ない一年となりますように。