天気予報によると秋雨前線が南下しつつあり丹沢・大山も雲の中となった水曜日。
本日の秦野市議会は予算決算常任委員会総務分科会。
「ともにつくる秦野」では古木勝久代表が分科員、原聡議員が座長を務め、私は田中めぐみ議員と傍聴。
議会費・総務費・消防費等に関わる審査が行われました。
まず、「秦野市・伊勢原市共同消防司令センター施設等整備事業費」の質疑に注目が集まりました。
令和7年1月29日より運用が開始され、秦野市・伊勢原市の消防が連携して業務にあたっています。
詳しくはこちらから↓
共同消防司令センターの運用によって両市の消防・救急体制がより充実されることを期待しています。
避難所環境整備については初めて知る用語が出てきたので調べてみました。
「スフィア基準」
スフィア基準とは、紛争や自然災害の被災者が、人間としての尊厳を保ちながら生活するための最低限の基準を定めた国際的な人道支援ガイドラインです。内閣府は、この基準を日本の避難所の実情に合わせて活用することを推奨しています。
https://www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/index.html
こういった基準も意識しながら避難所の環境整備についても考えていく必要がありますね。
市庁舎1階窓口の混雑状況について懸念の声も上がりました。
デジタル化によって行かない窓口・書かない窓口が混雑が改善すれば良いのですが…
マイナンバーカードの申請や更新などは来庁が必要での混雑もあるとのこと。
マイナンバーカードを利用したコンビニ交付サービス
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1610857795514/index.html
予約制度の導入を検討など改善が必要かと思います。
様々な相談業務があって大変ですが改善の道を模索したいものです。
「ことわらない相談窓口」について言及がありましたので参考に↓
ことわらない相談窓口|二宮町
https://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/0000000213.html
こちらの周知徹底も課題だとの声もありました。
消費生活行政事業費では消費生活相談の話題に…
高度情報化社会の中では複雑な消費者トラブルが頻発しています。
対応するにも難しい面が多々ありますが、多くの皆さんと共に考えていきたい問題です。
秦野市消費生活センター(消費生活相談)のご案内
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1001000000277/index.html
昨今、入会率が減少傾向にある自治会運営に関する話題もありました。
自治会活動の停滞は高齢化が進む本市にとっても重要な課題です。
地域コミュニティの醸成には自治会活動の活性化が必須。
なかなか名案はありませんが多くの人たちに課題意識を持っていただけるよにしたいもの。
本市のウェブサイトには、「自治会活動の改善事例集」なども掲載されています。
秦野市の自治会組織
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1650329766335/index.html
「広報はだの」等発行事業費についての話題では、なかなか手にとってもらえないという指摘も。
「広報はだの」の折り込み部数は 38,920部、戸別配布は4730部(令和7年4月1日現在)とのこと。
総世帯数は74,157世帯ですから4割以上の市民は広報誌を読んでないと推察されます。
「デジタルの時代ですから…」とも言われますが、より多くの市民に情報が伝わることは重要です。
参考までに「広報はだの」のURLを置いておきます。
ぜひ、ご覧ください。
広報はだの
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/genre/1000000000680/index.html
また、庁舎の維持管理、市役所職員の働き方に関する質疑も。
公共施設再配置計画も念頭に、市民にとっても職員にとっても使いやすい庁舎を考えることは大切。
そして、昨今では本市だけでなく職員の休職について課題がある自治体が増えているとの話もあります。
自治体職員さんたちにおいても、より良い状態で働くための環境づくりが求められます。
地方公務員健康状況等の現況 調査結果
https://www.jalsha.or.jp/tyosa/result
明日は、予算決算常任委員会文教福祉分科会が行われます。
「ともにつくる秦野」からは田中めぐみ分科員が質疑を、その他のメンバーは傍聴となります。
本日もお疲れ様でした。