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人口減少と道路整備、この先どうなる?

一気に秋の訪れを感じる丹沢・大山の麓。

本日の秦野市議会は環境都市常任委員会。

ボクは文教福祉委員なので傍聴へ。

県道平塚秦野線へ出たら富士山の山頂に雪が…

「お!初冠雪かな?」

ということで登庁したら一気に屋上へ上がりパシャリ。

秦野からは富士山が綺麗に見える。

割と近いので富士山が噴火すると降灰の心配もありますが…

取り扱われた議案の中で「市道の認定・廃止」がありました。

新東名高速道路に関連した案件もあります。

ふと思い出すのは、母方のルーツである会津を貫く磐越自動車道です。

よほどの観光シーズンでなければ渋滞になるようなこともありません。

郡山から会津若松までは車も多めでも、その先の新潟まではガラガラです。

建設費を回収できているとは到底思えない。

「道路ができると便利だよね」

そんな時代はボクらが子どもの頃の話。

角栄さんの日本列島改造論が出版された頃には誰も反対しなかったと思います。

でも…

これほどの人口減少は想定されていない。

道路ができるからといって町が発展するとは限らない。

道路ができたのはいいけれど人がいない状況は避けなければなりません。

つまり、道路以上に魅力的なコンテンツが必要と言うこと。

それは「森林観光都市」だけではないはず…

「秦野に住みたいなあ」

そう思う人が増えない限り道路を整備したところで無駄になる。

鶏が先か卵が先かではありませんが、悩ましい話だと思います。

みんなで知恵を出し合いたいものです。

桑原まさゆき

1967年生まれ(57歳)
秦野市議会議員
文教福祉常任委員会/議会運営委員会
会派「ともにつくる秦野」
■詳しいプロフィールはこちら

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