雲が多めながら今日も気温が高めだった丹沢・大山の麓。
11月初めの連休も夏日が続くらしいので心配ですね。
さて、今日は会派「ともにつくる秦野」の勉強会。
メンバーは古木勝久議員、原聡議員、田中めぐみ議員と私+石川潤議員(日本共産党)
環境共生課の皆さんからレクチャーがあり意見交換をする時間となりました。
ところで「カーボンニュートラル」ってなんでしょう。
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します
2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
「排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」※ から、植林、森林管理などによる「吸収量」※ を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。
※ここでの温室効果ガスの「排出量」「吸収量」とは、いずれも人為的なものを指します。
カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減 並びに 吸収作用の保全及び強化をする必要があります。
脱炭素ポータル|環境省
なるほど、イラストだとわかりやすいですね。
では、どうしてこのようなことが大切と言われているのかというと…
地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、2015年にパリ協定が採択され、世界共通の長期目標として、
世界的な平均気温上昇を工業化以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求すること(2℃目標)
脱炭素ポータル|環境省
今世紀後半に温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と吸収源による除去量との間の均衡を達成すること
等を合意しました。
この実現に向けて、世界が取組を進めており、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げているところです。
地球の長い歴史からして短期間で人間社会による環境破壊があるのは事実。
持続可能な地球のためには大切なアクションだと思います。
ただし、世界のCO2排出量のうち日本が占める割合約3%。
中国(29.5%)やアメリカ(14.1%)がダントツなので各国努力が必要です。
また、縄文時代前期(約6,000年前)頃は平均で約2度ほど高い気温だったとか…
人間社会では対応しきれない自然現象としての気温上昇もあるでしょう。
それでも私たち人間が何かしら抗うことは重要なことです。
政府でも「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」を先行地域に交付しています。
次回の募集は令和6年2月とのこと、秦野市も選定対象になるといいですね。
日常生活の中で私たち一人ひとりにもできることがありそうです。
ネーミングはさておき「デコ活」という取り組みもある。
以前から「電気はこまめに消しましょう!」などがありました。
まずは身近なところから「省エネ」を心がけることからでしょうか。
できる限り徒歩や自転車を活用するのも小さなことですが良いかもしれません。
秦野市では、小中学校でカーボンニュートラルに関しての授業も行われているとのこと。
子どもたちから家庭へと広まって生活を見直すこと繋がることに期待したいものです。
皆さま、ありがとうございました。