梅雨空の丹沢・大山の麓からバスで長野県の姉妹都市へやって来ました。
これまでジュニアサッカーで何度も訪れていた諏訪市。
お隣の伊勢原市は、諏訪市のお隣の茅野市と姉妹都市。
そんなこともあって諏訪地域のジュニアサッカーチームとはご縁があります。
そんな諏訪へ議員として再び訪れると夢にも思いませんでした。
諏訪市との姉妹都市締結は昭和59年10月25日のこと。
市民へのアンケートが発端で秦野からお声かけをしたとのこと。
「秦野」と「諏訪」
いったいどうしてという疑問が湧きますが…
秦野にも今泉に諏訪社があります。
「尾尻」の由来にも諏訪が関係しているという話もある。
さらに諏訪大社は秦氏との繋がりもあるという説ももあります。
そう考えると姉妹都市締結は必然だったのかもしれませんね。
さて、秦野市・諏訪市姉妹都市議会議員交歓研修会。
開会の言葉に続き、歓迎挨拶、訪問挨拶、両市議会議員自己紹介。
その後、諏訪市の建設部長さんによる講演。
演題は「魅力の架け橋 高原湖畔都市を目指したコンパクトシティへの取組」
その中で「上諏訪駅周辺まちなか未来ビジョン」について説明がありました。
【上諏訪駅周辺まちなか未来ビジョンとは?】
https://www.city.suwa.lg.jp/site/miraivision
上諏訪駅周辺まちなか未来ビジョンは、上諏訪駅周辺のまちの活性化と様々な課題解決を進めるために、民間のアイディアや機動力を生かした取り組みなどを強化し、より柔軟で持続可能なまちづくりを公民で協力して行っていくことを目指し、10年後の将来イメージを共有し、役割分担と連携体制を示す道しるべとして策定されました。
「民間のまちづくり」と「行政のまちづくり」を「まちづくり未来ビジョン」へ繋げる。
民間のアイデアとノウハウに行政の手続きと法制度を融合させていくというもの。
公民で方向性を共有することに力点が置かれた取り組みです。
質疑応答では「若者の意見をどのように反映させているのか」を質問。
市内に3つの高校があり、まちづくりに関わる学習を展開している学校もあるそう。
「エキまちサロン」に参加する高校生もいるとのことでした。
秦野でも4駅にぎわい創造の取り組みがあります。
若者の視点も上手に取り入れてみたら良いのではないかと思いました。
そして…
諏訪圏フィルムコミッションの取り組みにも驚かされました。
ロケが終わった後に積極的に情報を公開しています。
それによってロケ地巡りで人々が訪れる。
諏訪地方全域での取り組みですが大いに参考になります。
本市においても「秦野フィルムコミッション」をより効果的に活用したらどうでしょうか。
明日は、立石公園、原田泰治美術館、諏訪大社上社本宮などを視察します。
どのように訪れたくなる地域にしていくのか。
さらに住んでみたくなる町にするためにはどうすればいいのか。
考えながら見つめてみたいと思います。