梅雨時期らしく湿度高めとなった水曜日。
諏訪湖の畔で朝を迎えました。
軽めの朝食後、軽く上諏訪駅周辺を散歩。
高校へ向かう生徒の波がホームに見えます。
「どれくらいの本数があるのか?」
気になったので時刻表を見に改札口へ。
予想より少なめで朝と晩の通学通勤時間帯は3本から4本。
他の時間帯では2本。
そのうち1本は特急あずさなので普通列車は1本ということ。
この鉄路は高校生にとっても重要な足。
少子化が更に進んで減便とならないよう祈るばかりです。
さて…
今日の視察は諏訪湖を一望できる立石公園からスタートしました。
「君の名は。」の聖地とも言われる絶景ポイントだとか。
岡谷方面までよく見えます。
諏訪湖周辺がどのように発展してきたのかが気になりました。
湖畔だけでなく、かなり高い所にまで住宅がある。
古来から諏訪地方の人々はどうやって暮らしてきたのでしょうか。
次に訪れたのが原田泰治美術館。
色彩豊かで俯瞰した構図と繊細なタッチ。
日本の原風景ともいえる作品は見事です。
地域の子どもたちが作品に触れる機会はあるのか気になります。
こういった作品は子どもたちの創作活動にも大きな影響を与えそうです。
今回は、あまり時間もなかったので作品鑑賞はまたの機会に。
最後は、諏訪大社上社本宮へ。
これまでも何度か訪れていますが、本当に素敵な神社です。
しっかりと参拝した後には権宮司さんから社殿の説明がありました。
社殿などの改築にも伝統の技法があるようで深掘りしてみたくなりました。
最後は、記録映像を見ながら御柱について学ぶ時間。
どのように御神木を決めるのか。
どのように切り出して運ぶのか。
どのようにして神社まで運び、立てるのか。
そして、諏訪地方の皆さんの御柱にかける熱量。
さらに自然と共に生きる精神性や集団の力に感動。
山と人々が対話している姿が印象的でした。
みんなで御柱を立てるようにまちづくりに取り組みたい。
そんな気持ちにさせられました。
2日間、諏訪市の皆様には大変お世話になりました。
ありがとうございました。