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第10回議会報告会(総務常任委員会)

ようやく紅葉が楽しめる季節となった丹沢・大山の麓。

街中で紅葉スケッチをする人たちを目にしました。

冬に向かって季節の変化を楽しめるのも秦野の魅力ですね。

さて…

本日は第10回議会報告会(総務常任委員会)を傍聴。

政策提言「総務・減災、国土強靱化の実現に向けて」の意見交換も行われました。

協議テーマは以下の2つ
1.デジタル等新技術の活用における課題
(1)総合防災情報システムについて
(2)要介護高齢者や障害者等の情報デジタル化
2.地域における防災力の強化(地域力の発揮)における課題
(1)要支援者の支援について
(2)みんなで作る防災マップ・わが家の防災マップの作成
(3)自主防災活動について(ソフト面)

これらについて設定され活発な議論が交わされました。

8月末の大雨による土砂災害においては総合防災情報システムが活躍。

それでも市民への周知はまだまだであることや運用には課題が残っています。

民生児童委員さんから要介護高齢者や障害者に関しての情報収集の難しさに関するお話も。

たしかに個人情報の取り扱いには配慮が必要です。

そして…

地域住民の把握が難しく、誰が住んでいるのか分からない状況が増しているとのこと。

高齢化社会における単身世帯増加や自治会加入率の低迷が防災上の課題にもなっている。

大規模災害の時には若い世代のマンパワーも必要ですが如何せん人口が少ない。

「10年前なら身体は動くよ。でもさ、今は土のうも運べないんだよ」

と先の大雨災害時に聞かれた声を思い出しました。

「自助」「共助」「公助」とは言いますが多くの課題を抱えているのが現実のようです。

それでも地域の防災能力は常に上げていく努力が求められます。

「まあ大地震なんて滅多に来ないから大丈夫でしょ」

そんな意識を変えていく必要もあると思います。

地震、台風、噴火など我が国は災害大国でもあることを忘れてはなりません。

ご参会の皆様に感謝申し上げます。

桑原まさゆき

1967年生まれ(57歳)
秦野市議会議員
文教福祉常任委員会/議会運営委員会
会派「ともにつくる秦野」
■詳しいプロフィールはこちら

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