毎年10月の第3週は地元のお祭りが開催されます。
そこへ今年は「青春かながわ校歌祭」も重なりました。

大根小学校と隣接する公民館で開催された「第46回おおね公民館まつり」
完成したばかりの公民館で卓球をして楽しんだことを思い出します。
ラディッシュ(サッカークラブ)のクリスマスパーティーでもお世話になった大切な施設。
コロナ以降、小さな子どもたちの発表がなくなってしまったことを残念がる声を聞きました。
各園や小中学校でも行事の見直しが行われたことも影響しているようで悩ましいですね。
公民館は全世代が活用できる地域の社会教育活動でも重要な施設。
老朽化もあって今後の維持管理や更新に頭を抱えることになりそうです。

「第20回青春かながわ校歌祭」の会場は大和市芸術文化ホール。
大和市文化創造拠点シリウスの中にあります。
こちらはわざわざ秦野からも高校生が出かけるほどの人気施設。
一階にはスターバックスも入り、全世代が楽しめる多機能型の施設です。
その姿に圧倒されてしまいます。
大和駅からシリウスへ続く通路ではフリーマーケットが行われ賑わいを見せていました。
「こういうのが本物の賑わいだよなあ」
そんなことを感じながらホールへと向かいました。

こんなふうに秦野駅北口に賑わいが生まれるとは今ひとつ想像ができません。
シリウスのような多世代交流施設ができるのであれば話は別かもしれませんが…

さて…
第20回青春かながわ校歌祭は26の県立高校が参加するイベントです。
トップバッターは希望ヶ丘高校桜蔭会。
戦前から歌われた校歌が1985年の新校歌にリレーされています。
パンフレットのページをめくると同じように戦後に新たな校歌が制定された学校があります。
伝統校の校歌には「皇国」「御国」「祖国」「報国」「皇御国」などが使われています。
秦野高校の校歌も「祖国になはむ 我等が誓い」で締めくくられています。
時代を感じますね。
私たち秦野高校広稜会は5番目に登壇。
同窓生、在校生と共に「第二応援歌」「第一応援歌」「校歌」を熱唱してきました。
来年は南足柄市での開催とのこと。

解散後は大急ぎで東海大学前へ戻りました。
「おおね秋祭り 東海大学建学祭PRESTAGE★」が今年も盛大に行われました。
東海大生や地域住民によるステージパフォーマンス、観光和太鼓を楽しむことができ…
地元商店による飲食・物販などの露店が多数出店する我が街の大切なイベントです。
鶴巻温泉、秦野、渋沢で行われる各エリアのお祭りとはひと味ちがいます。
主催は「おおね秋祭り実行委員会」
東海大学駅前商店会協同組合、東海大学湘南学生会、東海大学湘南学生会OB有志がメンバー。
「学前」として親しまれる私たちの街には秦野高校や東海大学もあり学生との交流も盛ん。
学生の街ならでのはの若さと熱気があるのが秋祭りの特徴です。
コンパクトな駅前イベント広場には多くの人たちが来場し今年も大賑わい。
子どもの頃からお世話になっている地域の皆さんや、大根小中学校の同窓生たちと楽しむ時間でもあります。
市政に関わる真面目な話も会場のあちらこちらでいただきました。
やっぱり地元はいいもんです。
明日は天気が心配ですが、2日目の賑わいにも大いに期待したいと思います。