朝から秋晴れとなった丹沢・大山の麓。
その最南端である弘法山の麓がボクらのホームタウン「大根・鶴巻」です。
午前中から「おおね公民館まつり」に駅前では「おおね秋祭り2023」
どちらもステージ上で市議会議員として紹介をしていただきました。
コロナ禍のため縮小してきたイベントも全面開催。
「やっと戻って来たね。やっぱり祭はこうじゃなくちゃね」
という人々の声がなんとも嬉しい響きです。
秦野盆地からの来訪者が口を揃えて言うことがあります。
「大根は東海大学があるからいいよねえ」
たしかにその通りなんです。
ボクらが子どもの頃から当たり前のように東海大学はある。
いつだって門が開かれているので小学生の頃から遊びにも行っていた。
スポーツも盛んな大学なので近所に大学生アスリートが住んでいる。
有名なオリンピック選手やプロスポーツ選手が身近にいるのです。
もちろん大学生アスリートばかりではありません。
地方からやって来る学生さんたちが近所のアパートに住んでいる。
学生時代の4年間で「第2の故郷」として過ごしてくれたら嬉しい。
ラディッシュ(ジュニアサッカークラブ)では学生と連携するようになって久しい。
同好会である東海FC-Wingsの数名が毎年コーチとして活動しています。
この活動を通して地元で帰り学校の先生となっていった先輩たちも多数。
今日の「おおね公民館まつり」でも「おおね秋祭り2023」でも学生さんたちが活躍。
運営に出演なども含め多くの東海大学生によって支えられています。
県道を挟んで平塚市にあるとはいえ「大根・鶴巻」には欠かせない存在。
東海大学提携事業
秦野市と東海大学は、地域社会の発展や学術振興などに貢献することを目的に、昭和58(1983年)1月、全国に先駆けて「秦野市・東海大学提携事業」を始めました。
提携事業では、大学からは市民大学や講演会への講師派遣、行財政運営の審議会等への人材派遣、海洋調査研修船望星丸による青少年洋上体験研修などにご協力 を願い、市側からは、学生の資格取得のための地方行政実習等の場の提供、また、大学・市の施設の相互利用など数々の事業を行い、多くの成果をあげています。
趣旨(「秦野市と東海大学との提携事業に関する申合せ」から抜粋)
本市と東海大学との提携事業は、市民の生涯学習、市民文化の向上、各種施策の立案及び遂行、学術研究等に関して、市又は大学の要請に基づき、それぞれの立場で相互に提携し、もって潤いのある地域社会と良好な学園環境を創造するとともに、地域社会及び大学の発展に寄与する。
協定書調印日
昭和58年1月24日
6つの基本計画
市民の生涯学習及び市民の文化活動に関する助言と同事業に対する講師の派遣
(出典)東海大学提携事業|秦野市役所
行政施策の立案に対する助言及び行政施策の遂行に対する協力
大学の学術研究に対する行政情報の提供及び協力
大学における講座及び大学施設の市民への開放
市が設置する各種審議会、専門委員会等への人材の派遣
大学の市施設利用に対する協力
もう何年も前から提携事業を行っています。
とはいえ…
より効果的、相乗的な連携があるかといえば課題も多くありそうです。
昨年度から児童教育学部も新設され、小中学校への教員採用も期待される。
学校部活動の地域移行にも大きな力となるであろう体育学部。
その他、工学や医療系などの学部とも連携することで地域課題に向き合えるはず。
少子化もあり各大学の運営も困難な時代へ突入していますが…
巨大な学園組織である東海大学には今後も大いに期待をしています。
切っては切れないボクらの町と東海大学。
「この先の秦野へ」
まずは、ホームタウンである「大根・鶴巻」を見つめ直したいと思います。