運動会(広畑小・大根小・鶴巻小)

ともに歩もう、この先の秦野へ

曇り空ではありますが雨の心配はなかった弘法山の麓。

今日は地元エリアにある3つの小学校で運動会。

今年も自転車で3校を回らせていただきました。

暑くもなく程よい気温の中で子どもたちは元気いっぱい。

1年生から6年生までを一緒に見ることができるのも運動会の良さでしょうか。

50年前、小学校2年生の時に行われた運動会のことを思い出します。

小学校1年生は世田谷区にいてリレーの選手でした。

自信たっぷりで迎えたはずの大根小運動会では徒競走で6人中4位。

自然豊かな地域で育った同級生たちとの差が歴然。

驚きと悔しさが入り交じったことを思い出します。

そんな大根小も児童数の増加で広畑小、鶴巻小が新設され現在に至ります。

ところが…

最近では児童数は減少傾向にあり、広畑小学校は単学級という状況です。

時の流れを感じますが、数は減っても子どもたちは元気です。

広畑小では開会式から全学年の徒競走まで。

母校である大根小では伝統のソーラン節、綱引き、チェッコリ玉入れ、徒競走…

さらには私たちの頃から続く6年生の鼓笛を観覧。

5年生から約1年間をかけて練習した成果が十分に表れていたのではないでしょうか。

今も昔も校歌は定番ですが担当していた小太鼓は今でも叩けそうです。

素敵な演奏を聴かせていただいた後は鶴巻小へ向かうために坂を下ります。

プログラムの進行によっては多くの演技を見ることができません。

坂道も全力でペダルを漕いで到着すると5年生の演技がスタートするところでした。

いつも応援してくれる少年も旗を持って元気に演技。

そして、鶴巻小は6年生による鼓笛でフィナーレを迎えます。

太鼓やトランペットの数も多く迫力満点の演奏を聴かせていただきました。

先生たちの細かな配慮や子どもたち一人ひとりのドラマを想像せずにはいられません。

そして子どもたちを支える保護者の皆さんにも多くのドラマがあったのではないでしょうか。

少子化、教師不足、不登校、校舎の老朽化や社会の変化…

未来を担う子どもたちの取り巻く環境は複雑さを増しています。

運動会で見た多くの子どもたちの笑顔のために私たち大人には何ができるでしょうか。

改めて考えさせられる運動会となりました。

お招きいただきありがとうございました。