朝から青空が広がり丹沢・大山の紅葉もより鮮やかに見える水曜日。
綺麗な山並みを眺めながら電車と徒歩で登庁しました。
本日の秦野市議会は文教福祉常任委員会・予算決算常任委員会(文教福祉分科会)
委員会では2つの陳情について審査を行いました。
令6陳情第14号
介護保険制度の抜本改善、介護従事者の処遇改善を求める陳情
(趣旨了承)
令6陳情第15号
政府の責任で医療・介護施設への支援を拡充し全てのケア労働者の賃上げや人員増を求める陳情
(趣旨了承)
予算決算常任委員会(文教福祉分科会)では4つの議案について審議。
議案60号
令和6年度秦野市一般会計補正予算(第8号)を定めることについて
(全員賛成で可決すべきもの)
こちらの議案では質疑を行いました。
1.生活保護費について
・医療扶助及び介護扶助の過去5年間の推移と今後の見通し
・高齢化の進展による生活保護世帯増加を想定した事務負担と人員体制
過去5年間の医療扶助費の上昇率は平均2.6%増、介護扶助費の上昇率は平均2.2%増とのこと。
生活保護受給世帯は高齢世帯の割合が一番多い。
高齢化が進むにつれて生活保護費に占める医療や介護に係る費用は増加するでしょう。
増え続ける受給者に対応する担当課の人員体制を充実させることも重要になります。
どの業界も人手不足であることから職員採用についても配慮して欲しい旨をお伝えしました。
2.給食事業費・就学援助費等について
・就学援助制度の現状と過去3年間の推移、令和6年度末の認定者数の見込み
・食材料費の上昇による献立及び地元農家等生産者への影響
他の委員さんたちからの質問が多くあった給食事業費に関わる項目です。
物価高騰で米や牛乳を中心に値段が上がり栄養士さんたちを悩ませています。
予算が限られる中で生産者が低価格での出荷を求められ不利益を被らないかという質問も。
JAや地元食品店とも十分な協議をして地場産の食材を提供して欲しいと願っています。
国においても給食費無償化の議論があります。
しかし限られた予算だからといって食材の質が低下することがないようにしたいものです。
議案63号
令和6年度秦野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて
(全員賛成で可決すべきもの)
議案64号
令和6年度秦野市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて
(全員賛成で可決すべきもの)
議案第65号
令和6年度秦野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて
(全員賛成で可決すべきもの)
明日は環境都市常任委員会・予算決算常任委員会(環境都市分科会)を傍聴予定です。