12月1日から電子地域通貨「OMOTANコイン」の利用が始まりました。
あれこれと議論はありましたが使ってみなければ課題も見つかりません。
ということでOMOTANコインの利用を開始しました。
チャージはどうする?
STEP1 アプリをダウンロード
私はiPhoneを使っているのでApp Storeからダウンロードしました。
メールアドレスとパスワードを設定して電話番号認証をして終了。
こちらはすんなりと完了しました。
STEP2 コインをチャージ
専用チャージ機
(秦野市役所本庁舎、秦野市役所教育庁舎、渋沢駅連絡所、東海大学前駅連絡所、 弘法の里湯)
セブン銀行ATM、BankPay(銀行口座からのオンラインチャージ)が可能です。
私は市役所本庁舎でチャージしてみました。
「現金をチャージする」を押してアプリを慌てて立ち上げました。
最初は残高表示の左下にある「チャージ」に気づかず時間切れに(笑)
「チャージ」を押すとQRコードが表示されるのでチャージ機に読み込ませる。
チャージ機の画面が変わるので「チャージへ進む」を押して紙幣を入れたら完了です。
ありがたいのはレシートが出てくること。
「秦野市役所 本庁舎 チャージ機」とどこでチャージしたかが分かります。
「処理日時」「アカウントナンバー」「チャージ前残高」「入金金額」「チャージ後残高」
「端末処理通番」「取引番号」「設置端末IDEA」などが印字されています。
ドキドキしましたが無事にチャージができてホッとしました。
どこでどのように使う?
STEP3 使える店舗を検索
市内すべての店舗で使えるわけではないのでOMOTANのウェブサイトで検索をしてみます。
すると加盟店が地図上に表示されるようになっています。
画面メニューからは「食べる」「暮らす」「泊まる」「遊ぶ」「買う」ボタンが選べます。
ウェブサイトがある店舗にはURLが貼ってあるので、どんな店か確認もできるようになっています。
最寄りの東海大学前駅周辺でも加盟店があるので探してみました。
いつも利用する複数の店舗も出てきたのでホッと一安心。
STEP4 実際に使ってみる
初めての支払いはちょっぴりドキドキしました。
「OMOTANでお願いします」
と伝えた後、レジの横にあるQRコードを読み取ります。
その後、金額を入力して確認画面に進み、お店の人に確認してもらいます。
前に使ったことがある「かながわPay」と同じ手順です。
最後に画面下の支払い用スライドを右に動かすと運動会のような画面に変わります。
更に「OMOTAN」と音が出るので何だか安心。
無事に支払いが完了しました。
お客さん・お店の人の反応は?
利用開始から約2週間ほど、東海大学駅前商店街でお話をうかがいました。
「よく買い物するところでは使えないのよねえ」
駅前にある生鮮食品店では使えるのは2店舗。
大根・鶴巻地区のスーパーでは残念ながら使うことができません。
「秦野のイオンでは使えるのに、ビッグは平塚になっちゃうしねえ」
「車で行くからフードワンとかミアクチーナも使えるといいのにねえ」
というような声も。
お店の人たちからは、まだ慣れないので大変だというお話も。
「売る方も買う方も、お互いシニアだから戸惑うことが多いよ」
「ちゃんと金額を入力してもらうのはいいんだけど、最後のスライドがままならない」
「お客さんが混んじゃうと慣れてないから時間かかるんだよね」
商店街のスタンプを利用していた人がOMOTANコインに切り替えている例もあるとのこと。
「ちょっと様子を見て始めてみようと思うんだよね」
まだOMOTANコインを導入してない店舗では、こんな声も聞かれました。
これまで現金主義を貫いてきた所でも興味を抱いているようでした。
今後に向けて
走り出したOMOTANコイン。
毎日7000歩を歩くと健康ポイントが3ポイントが付与されます。
さらにQRコードで送金も可能なので家族間や仲間とも便利に使えそうです。
使い始めれば課題も積み上がってくるはずで担当課にも情報が集約されることでしょう。
その課題に対して適切な対策を講じてほしいと思います。
市民にとってよいOMOTANコインになりますように進化を願うばかりです。