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予算決算常任委員会(文教福祉分科会)

今日も朝から天気良く、心地よい秋風が吹く丹沢・大山の麓。

と言いたいところですが、今日も猛暑日となりました(汗)

いつまで残暑は続くのでしょうね。

さて…

今日の秦野市議会は予算決算常任委員会(文教福祉分科会)です。

こちらは分科員として質疑が可能です。

持ち時間が60分なので会派内でも話しあいながら10項目を準備しました。

1 教育指導運営費
外国にルーツを持つ児童生徒に対して日本語習得や生活習慣の定着等の支援を行う指導協力者派遣。
近年は英語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、韓国語、ベトナム語、ラオス語、クメール語、タガログ語、ベンガル語の10カ国の言語に対応しているとのこと。
こちらについては国際情勢などを鑑み、さらなる充実が求められると考えています。

2 地域学校協働活動推進事業費
生活困窮世帯の児童生徒に対する個別学習支援。
こちらは令和5年度より教育委員会に移管された事業となります。
教育部局へ集約したことによるメリットがあったとの回答をいただきました。
こういった事業については学びの機会均等を保持するためにも充実が求められます。

3 学力向上推進事業費
上智大学短期大学部によるカレッジフレンドについて。
日本語指導を必要とする外国にルーツがある児童・生徒の増加に伴いより良い学校生活が送れるよう支援。
年間で369回もの派遣が行われていますが、同短大部は閉学が決まっています。
よって東海大学などとの新たな連携など代替案を模索する必要があります。

4 地域部活動推進事業費
休日の学校部活動の段階的な地域移行について、東中学校サッカー部、大根中体操部、南中吹奏楽部、市内9校の剣道部での実証研究。
こちらに関しては、委託を受けるスポーツクラブや指導者の確保が課題です。
本気で進めるのであれば十分な予算措置が必要だと考えています。

5 はだのっ子アワード事業費
ふるさと秦野を愛する子どもたの育成に資する事業。
各地区の史跡などを巡る活動で使うマップが古いので混乱が生じていることも指摘。
各小中学校の教育課程に位置付けたらどうかと提案しました。

6 通学路安全対策事業費
地域及び保護者の代表、学識経験者により構成する懇話会からも助言を受けながら推進しているもの。
教員時代、毎年のように通学路点検にも関わってきました。
どちらかといえば交通安全に重点が置かれています。
土砂災害を考えると防災の観点からの見直しも必要なのではないかと提言いたしました。

7 放課後児童健全育成推進事業費
公立の放課後児童ホームは、13小学校に30ホームあり待機児童はないとのこと。
民間学童事業所は7つあり、本市の補助金交付要綱に基づき1億868万6千円の補助金が交付されています。
補助金が効果的に活用されるよう実態調査や補助金の適正化の検証を求めました。

8 地域生活支援拠点事業費
障害福祉なんでも相談室における相談事業の状況について尋ねました。
令和5年度は精神保健福祉士がいなくなり相談の質が下がったのではないかと危惧して質問をしましたが、相談員の資格を全員が有することから問題はないとの回答でした。
しかし、近年の傾向を見ると相談業務に関わる専門家は人材難です。
十分な予算をつけ、他市町に負けない魅力が必要かと思います。

9 地域共生推進事業費
地域共生支援センターにおける活動内容や傾向などについてお尋ねしました。
アウトリーチ事業の開始によって通院、自己破産手続き、生活保護申請などに同行するなど延べ相談件数は令和4年度から令和5年度で282件増加とのこと。
今後も相談件数が増加することから職員の充実が欠かせません。

10 障害児早期療育推進事業費
昨年度からスタートした「医療的ケア児等コーディネーター」について成果と課題について質問。
保護者等からの相談に丁寧に応じられる環境が整えられたとのこと。
しかしながら、実際に相談支援を行った21名にとっては十分なものだったのか。
医療機関との調整の難しさもあるように感じています。
こちらもさらなる支援の充実に期待しています。

それぞれ答弁してくださった担当課の皆様、関係の皆様に感謝申し上げます。

17日は予算決算常任委員会(環境都市常任委員会)を傍聴予定です。

今週もありがとうございました。

桑原まさゆき

1967年生まれ(57歳)
秦野市議会議員
文教福祉常任委員会/議会運営委員会
会派「ともにつくる秦野」
■詳しいプロフィールはこちら

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