環境都市常任委員会を傍聴

週明けに梅雨入りした丹沢・大山の麓。

梅雨の晴れ間を利用して身体を動かしたり、野外での作業をしたり工夫をしたいものです。

本日の秦野市議会は環境都市常任委員会です。

会派「ともにつくる秦野」からは田中めぐみ議員が委員として出席。

私は古木勝久代表、原聡議員と共に傍聴に入りました。

議案審議

議案第31号
和解について
(全員賛成で可決すべきもの)

令和3年度の工事において設置した熱源機器の一部が稼働しない不具合が発生し、追加工事を実施したもの。

本工事において損害を受けた工事費、委託費、人件費等の損害賠償及び遅延損害金は相手方が支払うとのこと。

当時の工事業者と本市との情報共有に瑕疵がなかったのかなども問われました。

工事を委託する時には業者任せにしてはならず、本市としても十分な管理監督が必要です。

昨今では技術職の採用もなかなか難しいこともあり、十分なチェック体制の確立が求められます。

議案第35号
工事請負契約の締結について
(賛成多数で可決すべきもの)

矢坪沢水路整備工事(第3工区)(令和7年度継続費設定)について請負契約を締結するもの。

契約金額は、22億5千5百万円。

矢坪沢は昭和55年に砂防指定地に指定されています。

未整備の状況となっており、法面崩落や土砂流出等の課題があるとのこと。

並行する都市計画道路菩提横野線の第1期事業区間と併せて整備するそうです。

砂防に関わる話題がありましたが、県が管理している部分もあれば市が管理している部分もある。

これは地元にある大根川でも同じようなことがあり、一本の河川なのに整備が進まないこともあります。

縦割り行政の弊害が色濃いなと感じてしまいました。

委員会質問

吉村慶一議員からは「秦野駅北口周辺にぎわい創造推進事業費」「幹線管路耐震化・更新事業費」について。

秦野駅北口周辺に常日頃から人が回遊するようなことに繋がればと思いますが…

土地区画整理や過去のシビックマート構想が叶わなかったこともあり心配は尽きません。

それでも公共交通などの観点からもコンパクトなエリアに人々が集まる仕組みも考えることは大切。

人口減少社会においては街中の機能を集約していくことも考えなければなりません。

田中めぐみ議員からは「駅前広場等管理費」について質問がありました。

バリアフリーという観点から歩道の安全性を求めるお話です。

確かに高齢者の方たちから「ちょっとした段差で転倒するからねえ」というご指摘もあります。

確かにインターロッキング工法の歩道ではブロックの浮きが見られるところも。

費用面でも多角的に検討する必要がありますが調査研究を進めてほしいと思います。

予算決算常任委員会(環境都市常任委員会)

議案第33号
令和7年度秦野市一般会計補正予算(第2号)を定めることについて
(賛成全員で可決すべきもの)

議案第34号
令和7年度秦野市公共下水道事業会計補正予算(第1号)を定めることについて
(賛成全員で可決すべきもの)

本年1月、八潮市において発生した大規模な道路陥没後に本市でも雨水幹線管路を緊急点検。

今回は国の方針もあり、専門業者による管路内部の腐食やひび割れなどを診断するとのこと。

診断後は国のタイミングと合わせて本市でも公表されるとのことです。

第1回政策提言フォローアップ

昨日に引き続き令和5年3月20日提出の「議会からの政策提言書」における状況報告。

「地域経済の活性化に向けた切れ目のない観光体験の実現のための政策提言書」

提言1「ICTを活用した観光需要の喚起、分析・共有」
提言2「サービス・地域施策の連携」

本市の魅力を伝えるための情報発信は大切だと思います。

多角的な視点から、どのような観光ニーズがあるのか分析することは大切です。

ただし統計や研究結果が企業等の意図するものとして使われることがあることには注意が必要です。

調査研究やコンサル業務を外注して失敗したと見て取れる事例も散見されます。

よって執行部でのチェックも大切だと思います。

これにて各常任委員会は終了しましたが、来週金曜日は再び総務常任が行われます。

尚、月曜日に議会運営員会、火曜日から木曜日まで一般質問となり閉会日に向けて大詰めを迎えます。

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