朝から寒く曇り空の一日となった丹沢・大山の麓。
学校へ向かう子どもたちの服装もすっかり冬仕様となりました。
今週末で2学期もおしまいなので元気に通学してほしいものです。
本日は秦野市議会第4回定例月会議の最終日。
朝からこちらの掲示板に示されているような会議がありました。
もちろん、メインは本会議です。
今回の議案一覧はこちら(PDF)です。
○議案第54号
秦野市部の設置に関する条例の一部を改正することについて
「市民の利便性向上と業務の効率化に向け、本市のデジタル化を一層推進するための組織とするため、改正するもの」
会派「ともにつくる秦野」では古木勝久議員が登壇し賛成討論を行いました。
デジタル化推進については国の施策も鑑みて異論はありませんが移行においては懸念も。
日本全国でデジタル人材不足とも言われており職員の業務負担が膨らむのではないか。
業務が効率化されるのであれば職員を減らせるなんてことは軌道に乗ってからの話。
そう簡単なことではありませんから丁寧に進めていただきたいと思っています。
さらに忘れて欲しくないのが教育部との連携です。
学校もデジタル化が進んでいます。
教職員のデジタル環境の充実はもちろんのこと、児童生徒一人一台の端末がある時代です。
しっかりと学校現場にも目を向けて欲しい旨も賛成討論に入れてもらいました。
こちらは賛成全員で可決。
○議案第56号
秦野市特別職職員の給与等に関する条例の 一部を改正することについて
「本市職員の期末手当及び勤勉手当の支給率の引上げに準じて、市長、副市長及び教育長の期末手当の支給率を引き上げるため、改正するもの。」
会派「ともにつくる秦野」では、こちらも古木勝久議員が登壇し反対討論を行いました。
国家公務員の人事院勧告を踏まえて一般職員が増額することには賛成です。
一般職員は人事評価を受けての期末勤勉手当となりますが…
もちろん、市長、副市長、教育長の公務は大変な事も一定の理解はしておりますが…
特別職職員は人事評価はなく何をもって成果なのかも今ひとつ分かりません。
議員も含めて特別職の給与・報酬を上げることについては厳しい目が向けられがちです。
上げないということではなく、世の中の趨勢を見ながら慎重な議論が求められます。
こちらは賛成多数で可決。
第4回定例月会議は補正予算の審議が中心
この時期は補正予算の審議が中心となります。
国へ返金する項目もありますし、逆に足りないので増額する項目もあります。
世の中は常に変化がありますから補正予算の審議も重要です。
同時に執行部では来年度に向けた予算編成や人事が動き始めています。
各課から要望された予算について政策部財政課を中心にして検討が行われます。
年明けには各課にとってはハードなヒアリングが続きます。
しっかりと必要なところに予算をつけて欲しいものだと願っています。
少しずつ議会のルールにも慣れてきましたが学びは続く
初めての議会となった前回とは違い議会のルールにもだいぶ慣れてきました。
しかし、まだまだ分からないことも多々あり課題は山積みです。
やればやるほど課題が見つかるのは当たり前なので今後も学び続けてまいります。
閉会後も「議会だよりの原稿作成」「市内行事への参加」「市民の皆さんとの対話」など…
あれこれとやることがありますが、とりあえず閉会を迎えたことをご報告いたします。
ありがとうございました。