朝から曇り空となった丹沢・大山の麓。
曇天の朝は鳥のさえずりも少なめで何だか静かでした。
今夜のNHK「クローズアップ現代」のテーマは…
「あすのごはんが買えない・・・ 暮らしを脅かす“スーパー閉店”」
今、全国でスーパーの閉店が相次いでいます。それによって買い物に往復1時間かかるなど都心でも“買い物困難者”が増えています。鳥取県では17店舗が一斉閉店し、16キロ先にしかスーパーがないという住民も。買い物が減ることで栄養が偏る、外出が減り引きこもりがちになるなど心身へのリスクも。スーパーと取引のあった業者や農家は売上が減り、地域を揺るがしています。財政支援に乗り出す自治体などの対策を追いました。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4853/
下大槻のTRIALに続きグルメシティも年末で閉店、ボクらの町でも身近な問題となっています。
町の小さな商店であっても、その機能は買い物をするということだけには留まりません。
「あらー!元気なの?最近どうしてた?」
というように店先で出会った知り合いと会話をするとか…
「帰ったら買い物に行こうぜー」
なんて約束を友だちとしてスーパーでお菓子を買うとか…
ただただ買い物をするだけでなく近隣住民の憩いの場としても重要な存在です。
番組でも取り上げられていましたが遠くまで買い物に行くのは辛い。
徒歩だと買い物量が減って栄養にも影響が出てくるというお話もありました。
食事が簡素化されタンパク質不足に陥るなんてこともある。
さらに、地産地消にも影響が…
スーパーに行くと地元の農家さんが栽培した野菜などが置いてある。
その取引がなくなってしまうわけですから生産者も大きな打撃を受けます。
これまでは消費者目線で見ていましたが、売り手側も困っていることが分かります。
調べてみたら「食料アクセスマップ」がありました。
大都市圏にも多く買い物困難者がいることが分かります。
そして…
人が集まるところが失われることによる地域コミュニティの喪失が重くのしかかる。
さてどうしたものか…