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立葵の向こうに見える農地の課題って?

夏がやって来たような梅雨の晴れ間が広がる丹沢・大山の麓。

蒸し暑さを感じながらも洗濯物や布団を干した人も多いのではないでしょうか。

今日の画像は近所に咲く立葵。

いろんな色があって美しい花です。

そんな立葵の向こうは田んぼ(畑)でした。

過去形なのが今日の残念な話。

田んぼに水が入ってカエルたちが合唱していたのに…

残念ながら手放され宅地となることになったのです。

それも一区画ではありません。

「え?ここも?」

というほどに周辺に宅地となるところがあるのです。

聞けば理由はいろいろあるようですが…

「相続税が億単位でよ、払えるわけねーべよ!」

なんて声も聞かれます。

「どんどん土地を持ってかれる仕組みになってんだよ」

というお話も散歩途中に聞かされたこともある。

守りたい農地は守ることができない。

とはいえ持っていても後で大変なことが待っている。

なかなか苦労が絶えないようです。

子どもたちに田んぼの姿を見せられなくなる。

オタマジャクシをとってカエルになるまで飼うとか…

稲が生長して風になびく音を聞くとか…

稲刈り後の田んぼでバッタを追いかけるとか…

そんな楽しみも消えていく。

そうそう…

宅地にもならない荒廃農地はどうするんだろうか。

あれこれ心配になった土曜日です。

桑原まさゆき

1967年生まれ(57歳)
秦野市議会議員
文教福祉常任委員会/議会運営委員会
会派「ともにつくる秦野」
■詳しいプロフィールはこちら

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