雲が多めなれど雨が降ることのなかった丹沢・大山の麓。
「割と涼しいかもね」と思いながら坂道の多いエリアを歩き回る。
少しでも太陽が見えるとジワーッと汗が噴き出す午後。
いつもなら20kmくらいは楽勝なのに、梅雨の時期は厳しいものがあります。
よく通るブドウ畑に目をやると大粒の実が成長中。
このエリアはブドウ、ナシ、ミカンなど果樹栽培も盛んです。
散歩で果樹の成長を見守るのも楽しいのですが…
栽培している農家の皆さんからは大変だという声ばかりが聞こえてきます。
後継者問題もある。
休耕地、荒廃農地、廃墟となった農村が全国各地に点在しています。
秦野でも同じようなことが起きてしまうのでしょうか。
詳しい事情は知りませんが個人的に心配の種でもある。
「農業は金にならないから、みんな工場とかへ行っちまった」
昭和40年代に起きた話です。
農協さん(今はJA)って農業を活性化させるための組織ですよね。
ちょっと気になって調べてみたら、こんな文献がヒットしました。
RIETI - この国の食糧安保を危うくしたのは誰か農水省・JA農協・農林族議員……“農政トライアングル”の罪
新聞雑誌など各メディアに寄稿した経済産業研究所RIETIフェローのテキストです。
RIETI - 農業を国民に取り戻すための6個の提言食料・農業・農村基本法見直しを機に農政を抜本的に正せ
新聞雑誌など各メディアに寄稿した経済産業研究所RIETIフェローのテキストです。
有事の懸念もありますが、それよりも農政ってどうなっているのか。
どうやら事は簡単ではないようです。
そして…
JAはだのさんの困りごとって何だろうと興味が湧いています。
専門家の方に解説をお願いしたい。
「秦野市の農業って持続可能なの?」
この問いには二つの答えがあるのではないでしょうか。
1.持続可能な農業を目指し、様々な取り組みをしています。
2.持続可能な農業は前途多難なので他産業への転換を模索しています。
ボクらにとって大切な食に関わる問題。
もっと興味を持った方が良さそうです。
なんか良い知恵はありますか?