「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員 桑原まさゆき

令和6年第1回定例月会議一般質問(3日目)

一般質問最終日は見事な富士山が見えました。

寒い日が続き当初の予定よりも開花が遅れている丹沢・大山の麓。

秦野盆地からは雄大な富士山がとても綺麗に見えました。

まだまだ当面の間は雪に覆われる麗峰が拝めそうですね。


さて、本日の秦野市議会は一般質問最終日です。

私たちの会派「ともにつくる秦野」からは田中めぐみ議員が登壇。

1 防災・減災対策について
2 秦野駅北口周辺のまちづくりについて
3 Zip Infrastructure株式会社との連携協定について


防災に関しては自分自身で身を守ることを考えることが大切です。

同時に年々増加する高齢者が更に年齢を重ねることを考慮する必要があります。

避難したくても避難ができない状況にある人たちをどのように守るのか。

移動が困難な妊産婦など医療的ケアが必要な人たちはどうするのか。

防災に関わる物品の充実や地域コミュニティの再構築なども重要です。

実際には避難所だけでは収まりきらないこともあるでしょう。

自宅や近所での避難生活を余儀なくされることも想定されます。

どれくらい想定外の枠を広げられるかも大切かと思います。

「自分の身は自分で身を守る」自助の徹底とご近所さん同士の共助など…

どこまで備えるのかは悩ましいですが命を守るためにも重要事項です。

実際の避難に関する参考資料へのリンクを貼っておきます。

東日本大震災時の地震・津波避難に関する集落ヒアリング調査(内閣府)


「秦野駅北口周辺のまちづくり」にも注目が集まっています。

4駅のにぎわい創造、地域公共交通、電子地域通貨など多くの分野との関連があります。

全国各地で街の中心部や駅周辺が衰退する事例が後を断ちません。

とはいえ駅前再開発には先行事例もあるので幅広い情報収集も必要です。

答弁で2つの施設について紹介がありました。

全国各地の事例から学び続けて本市にも最適な環境を構築できればと思います。

【武蔵野プレイス】

武蔵野プレイス
武蔵野文化生涯学習事業団

【茨木市おにクル】

新施設と広場「おにクル」特設ページ|茨木市
おにクルの概要や施設の予約方法、イベントなどについてお知らせするサイトを公開しています!なお、施設予約についてのお問い合わせはおにクルオフィス(おにクル総合窓口)が担っております。お問合せは072-631-0296/9:30~18:00(休...


「Zip Infrastructure株式会社との連携協定について」

残念ながら本社は南相馬市へ移転してしまいました。

菩提にある試験線の用地に関して賃貸借契約が難しくなったとの話もありました。

世界から注目されているという未来の交通システムです。

せっかくの連携協定なのに残念ですね。

【Zip Infrastructure株式会社】

Zip Infrastructure株式会社 - 都市型索道(ロープウェイ) Zippar
Zip Infrastructureは都市型自走式ロープウェイ「Zippar」による新たな輸送手段の構築を目指しています。


他にも気になる質問がありました。

有機農業に関しては私も興味関心があります。

【今治市有機農業推進協議会】

今治市有機農業推進協議会 | 有機農業の振興 | 食と農のまちづくり | 農林水産課 | 今治市

【オーガニック給食マップ(千葉県・いすみ市)】

オーガニック給食マップ
私たちは学校給食をオーガニックにする日本・世界の活動情報・最新情報をまとめ、わかりやすく共有し、情報インフラとしての役割を果たすことで、活動する皆様をサポートします。

子どもたちの給食ができる限りオーガニックになるといいですね。

しかし無農薬栽培には様々な難しさもあるようです。

特に米に関しては考えると秦野は水田が少ないので調達が難しい。

逆に葉物野菜などは豊富なので可能性はありますが…

姉妹都市である長野県諏訪市を中心とした諏訪地域との連携はできないものか。

そんなことを考えてしまいました。

【多様な担い手でつむぎ・守る 自然と共生する諏訪の農業・農村】
https://www.pref.nagano.lg.jp/suwachi/nosei-aec/gyoumu/documents/01_suwanohatten.pdf

地域の農業をどのように推進するのか、子どもたちの食をどう守るか。

様々な観点から議論を深めたいものです。


保育に関する話題もありました。

その中で紹介があった足立区の幼稚園・保育園はこちら。

【東京いずみ幼稚園】

東京いずみ幼稚園|石井式国語教育|足立区の幼稚園。ミュージックステップや石井式国語教育等の適時教育を実践

おそらく賛否両論あるであろう(教育者目線)国語教育が導入されています。

幼稚園、保育園から大学まで、いわゆる教育機関は少子化の波にさらされている。

そんなこともあり生き残りをかけて特色を出す必要がある。

どれが正解という教育はありませんが、地域独自の特色をいかに出せるか。

秦野市の各園も選ばれる競争下にあることを忘れないようにしたいものです。

私たち市民に何ができるでしょうか。

どんな小さなことでもいいので、できることを一歩ずつですね。


いよいよ26日(火)は最終日となります。

本会議が開催され議案に関する議決等が行われます。


【追伸】一般質問初日の動画が配信されました。

こちらからご覧ください。

秦野市議会中継システム
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