先日、コブ太郎へ登る道沿いで見つけた見事な楓。
逆光で葉が透けて見えてなんとも美しい光景だったのでパシャリ。
見上げたところに素敵な光景が広がっているのは嬉しい限りです。
でもね…
そこばかりを見ているのは勿体ないです。
足下がどうなっているのかを見てみることも大切かな。
適度な湿度があってフカフカで柔らかい土がある。
ズブリと足がはまるほどに柔らか過ぎることもなく硬すぎることもなく…
この土ならば根っこも相当に広がっていることでしょう。
葉の一枚一枚がとても元気に見えるのは根がしっかりしているからだと思うのです。
子どもたちの成長だって同じ。
見えていることも気になるけれど、今はまだ根っこを伸ばしている時期かもね。
ついついボクらは見えるところを引っ張ろうとしちゃう。
でもね…
どんな植物だって慌てて茎を引っ張ったらダメですよね。
一瞬だけ伸びた気になるかもしれませんけど、それ以上は伸びずに枯れるでしょ。
だから自分で育つためにも見えているところは引っ張らない。
大切なのは適度な水やり。
ジャバジャバと与えすぎてもいけません。
ちょっと足りないくらいがいいんじゃないかなあ。
根っこの先の一滴を自ら手を伸ばしてゲットする。
それが根っこを伸ばす秘訣。
根っこが伸びている樹木は倒れにくく力強いですもんね。
人も同じだと思うので、子どもの時期は根っこを延ばしたいな。
今週もお疲れ様でした!
P.S.
明日は佐久穂町の姉妹都市である府中市で説明会をしてきます。