9月に入りました。
早朝から佐久穂町では防災訓練があり、私も地区の訓練へ参加。
訓練後、長野県と新潟県の県境にある津南町へ。
私の父方のルーツです。
ボクが大学生の時に亡くなった祖母の33回忌。
千曲川の源流近くから信濃川の畔へ行くのも不思議です。
子どもの頃、神奈川から津南へ行くのは大変でした。
列車で行くにも自動車で行くにも遠かった。
子どものボクにとっては乗り換えもあるし時間もかかるので長旅。
そんな旅の疲れも親戚の皆さんの笑顔で吹っ飛んだものです。
叔母さんたちも高齢となりましたが相変わらずの優しい笑顔。
叔父も相変わらず元気そうでホッとしました。
どんな時だって温かく迎えてもらったことばかりを思い出します。
仏壇の横に飾ってあるけれど、会ったことのない祖父の写真。
お寺に飾られた祖母の写真に胸がいっぱいになりました。
この二人が厳しい雪国の暮らしの下で父を誕生させなかったら…
もちろん、ボクはいない。
津南町では檀家衆がいちばん多い菩提寺である龍源寺での法要。
曹洞宗 深見山 龍源寺
開創1582年。大自然に包まれた豪雪地帯津南町のお寺
子どもの頃から見ているのに中に入ったのは初めて。
みんなで読経したり、ありがたいお話をきいたり…
そういえば祖母の葬儀の時には5人も僧侶がいたっけ。
そんなことも思い出しながら参列させていただきました。
命が繋がるっていうことは本当に凄いことです。
いろんな人たちに支えられて2019年9月1日のボクはいる。
明日から2学期が始まります。
精一杯、つとめさせていただきます。