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市議会議員選挙、地元へのリスペクトは?

秦野市議会議員選挙、候補者の皆さんの地元愛は?

朝から蒸し暑さ全開だった丹沢・大山の麓。

雨の予報もある中での選挙活動3日目を迎えました。

朝の駅頭では、公職選挙法を遵守しておりましたが謎がいっぱい…

名前を連呼し選挙ビラを配っている他の候補者の方がいる。

選挙ビラは、①新聞折込、②選挙事務所内、③個人演説会の会場、④街頭演説の場所にて頒布することが可能です(公職選挙法第142条第6項)

街頭演説を行うことができるのは8時から20時までだから配付はできないはず。

ボクの解釈に誤りがあるのかと選挙管理委員会へ問い合わせをしてみたら…

「赤信号、みんなで渡れば怖くないというようなものは問題です」

と回答をいただき、ボクの解釈には誤りはなかったようでホッとしました。

明らかに市民へのリスペクトに欠ける行動なのではないかなあ。

なのでボクは明日からもやりません。

「お前、バカだろ!みんなやってんだからいいんだよ」

と言われても絶対にやりません。

他にもあるんです。

「それ、ダメなんじゃない?気をつけた方がいいのでは?」

と指摘したら…

「別にいいんですよ」

とか言う人もいる。

市議選をAKB総選挙のように捉えているかのように見える人もいる。

選挙って話題づくりのためにあるものではないはずだと思うのですが…

そして選挙カーから聞こえてくる音声で違和感を覚えるのが実績アピール。

「東大に行ったあの子は俺が教えた」

「世界的なサッカープレーヤーは俺が育てた」

という類いと同じような声が聞こえてくるのです。

「優れた指導者はけして自分が育てたなんて言わないよ」

とサッカー界の重鎮は教えてくれました。

自分が指導者として十分な資質を持っているとも言わない。

なんでこんなことがまかり通っているのでしょう?

あれこれと考えてみましたが…

市民の皆さまへのリスペクトが足りないからなのかもしれません。

市議になったとしても個人の力で何かを解決できるわけもない。

どうして「俺がやってやった!」みたいなアピールになるのか謎。

「どうせ一部の人しか選挙に行かないよ」

「みんなそんなもんだよ」

「やったもん勝ちだから」

そんな悲しい言葉も耳にします。

こういうのも明らかに市民の皆さまへのリスペクトが足りないと思うのです。

「どうせみんな分かんないんだから、別にいいんだよ」

そう言われているような気もするのです。

何だかモヤモヤしつつ、ひたすら市内を自転車で回りながら街頭演説。

自戒を込めて地元秦野へのリスペクトを再認識する選挙戦3日目。

気がつけばフルマラソンを走るくらいペダルを漕いでいました。

明日も天候を見ながらできることを全力で。

引き続き応援よろしくお願い致します。

桑原まさゆき

1967年生まれ(57歳)
秦野市議会議員
文教福祉常任委員会/議会運営委員会
会派「ともにつくる秦野」
■詳しいプロフィールはこちら

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