U-8年代のサッカーを観ていると面白いことに気づきます。
まず、保護者の皆さんの関心が高く応援もたくさんあること。
応援しくれることは素晴らしいことですから、大声援を送ってほしいと思います。
U-8でポジションは不要です。
子どものサッカーは大人のサッカーではありませんから、ポジションは不要です。
時々、残念なチームと対戦することがあるのです。
ポジションは固定され、ボールが来なければ子どもは動きません。
時々やって来るボールも、ただ蹴っ飛ばしてしまうだけ…
お父さんコーチとみられる指導者も、面白い指示をします。
「離れろ!ボールに集まるな!」
「パスだ!パス!」
「スペースに走れ!」
これって難しくありませんか?
U-8ではボールを追いかけ回すことが大切。
子どもはボールに触りたいのです。
ボールを奪ったら、自分でドリブルをしてシュートを打ってみたいのです。
だから最初はゴチャゴチャなんです。ゴールキーパーも追いかけてます。
それでいいじゃないですか。
「そんなんじゃ勝てないじゃないですか!」
って声が聞こえそうですね…
では、
「この年代で大切なことは何だと思いますか?」
と切り返したいと思います。
「何がダイジ?」
よーく考えてくださいね。
子どもたちは夢中なので指示なんて聞こえません。
一所懸命に声をかけ続ける指導者の人がいます。
でも、実際には子どもたちには声は届いていません。
時々、届いてしまったときには子どもたちは足を止め、コーチが言うことを気にしすぎる場面が出てきます。
さて、プレイヤーは誰でしょう?
コーチ、それとも保護者?
勝ちたいのは誰でしょう?
コーチ、それとも保護者?
では、もう一度!
「何がダイジ?」