昨日、一昨日と開催されていた高野町祇園祭。
一昨日は4時間近く、昨日は夕方少しだけ見ることができました。
4台の屋台がお囃子を奏でながら進んでいきます。
太鼓、笛、三味線に唄があり、何とも心地よい音が聞こえてきます。
酒も飲みつつ、とても長い時間をかけて屋台を引いていくエネルギー…
何とも素敵です。
みんな「夢中」になっている。
なんかスポーツを見ているような感じでもありました。
屋台を引いていくメンバーは、ピッチで躍動する選手たち。
その周りで見ている観客は、まさにサポーターの皆さん。
お囃子が速くなってくると、周りの人たちも乗ってくる。
そして、演奏が終わると大きな拍手。
そこにいる人たちは、みんな笑顔です。
みんなが、その空間に「没頭」している。
「祭」には、やっぱり不思議なパワーがありますよね。
目の前のことに没頭する。
ふと、最近の自分を振り返ると、ちょっと残念が気がします。
「子どもたちにとって、夢中になれる空間は?」
「先生たちや保護者の皆さん、そして地域の皆さんたちが夢中になれる空間は?」
とかあれこれと考えることに夢中になっています。
でも、それだけじゃメンタル的にバランスを欠いてしまうのです。
ここのところ、仕事とプライベートが全くもって分離しない。
よくよく考えてみたら、自分が何かしら夢中になれるプレーをしていない。
「夢中になれることって素敵だな」って感心している場合ではありません。
結構、ヤバいかもしれない状況なので、そろそろ旅にでも出ようかな。