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人は歩いて暮らしていた。

秦野町へ

秦野町へ

早朝ランのコースに、こんな道標が立っている場所があります。

矢印は吾妻山から弘法山へ続く尾根へと向かっています。

山を越えて秦野盆地へ進むというわけです。

山を越えて秦野へ

この道をどんどん進むと、ちょっと開けたところには畑があります。

さらに竹林やみかん畑があって、ハイキングコースまで続いています。

奥に行けば行くほど、なんともいえない自然の空気を味わうことができます。

道標

スマホ片手にナビゲーションで目的地まで…

という時代です。

それはそれで便利だけれど、なんとなく動物的な勘が鈍るような気がします。

太陽の方角や、景色から目的地の方向を探すなんていうことも大切なのでは?

人類の長い歴史から考えてみます。

自動車などであちらこちらへと行くことができるようになったのは最近のこと。

こういった道標を頼りにずっと歩いてきた私たちの祖先。

そうやって考えると現代人の健康が損なわれるのも理解できるような気がします。

もっと歩かないとね。