今日も涼しい一日でした。
夜になるとすっかり秋の虫たちが鳴き始め、ちょっと心地よい気分にもなります。
神奈川に帰ってきてからも山を眺めながら暮らしています。
丹沢・大山を仰ぐ秦野・伊勢原・平塚は、大磯・二宮と3市2町が行政区です。
そんな地域のシンボルとして昔から信仰の対象となっている山が「大山」
秦野からも登ることができますが伊勢原側がメインストリートとなります。
関東のあちらこちらから大山に向かう大山道が古来から整備されています。
「大山に雲がかかると雨が降る」
地域の子どもたちもそんなことを教わりながら育っています。
大山阿夫利神社の創建は、なんと今から2200余年以前。第十代崇神天皇の頃と伝えられています。標高1,252mの山頂に本社、同700メートルの中腹に下社があります。主祭神は、山の神・水の神、産業・海運の神の「大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)」、その名の通り雷の神様の「大雷神(おおいかずちのかみ)」、祈雨・止雨の神「高おかみ神(たかおかみのかみ)」。
水に関係する神さまが揃いますね。実際に、大山は相模湾の水蒸気によって山上に雨雲を湛えていることが多く、別名「雨降山(あめふりやま)」転じて「阿夫利山(あふりやま)」などと呼ばれていました。下界では晴れていても大山に登ると雨、という日も珍しくありません。
農民たちは水の確保が生命線となりますから、古来より大山は雨乞い信仰の中心地として親しまれていました。源頼朝をはじめ、徳川家代々将軍など武将からも厚い崇敬を受け、江戸時代には庶民の信仰を集めて「大山詣り」が盛んになります。
日本橋と国道246と雨降山の関係は?いざ夏山開きの大山へ(季節・暮らしの話題 2016年07月25日) - tenki.jp7月27日は、神奈川県伊勢原市の大山阿夫利(おおやまあふり)神社の例大祭・夏季大祭始めの日で、大山の夏山開きが行われます。江戸時代には、「大山詣り」として絶大な人気を誇った、庶民の信仰と行楽の地・大山。都内からの日帰り登山にも最適で、交通アクセスは小田急線「伊勢原」駅からバスやケーブルカー利用と便利です。加えてディープ...
今年は、ちょっと雨が多い夏で雨乞いは必要ありませんでしたけれども…
小田急線新宿駅から1時間ほど、伊勢原駅が最寄り駅。
首都圏から近いのでハイカーたちもたくさん訪れる観光地でもあります。
なんとANAでも紹介されている。
秋には紅葉がとても綺麗です。
山頂付近から、紅葉が進み少しずつ降りてくる頃には麓でミカンの収穫もできる。
これから田んぼが少しずつ黄金色に染まり稲刈りの季節へと向かいます。
本格的な秋の季節には、新型コロナウィルスも少しは落ち着いているといいですね。
多くの人たちに訪れてほしい丹沢・大山…
そんな山並みを眺めつつ毎日を生きる。
そんな雄大な景色にも感謝しないといけませんね。